アイヌ民族党結党大会「議席獲得を」
週刊金曜日 2月10日(金)20時16分配信
大会には約200人が参加。「多文化・多民族共生社会の実現」「自然の循環のなかで生かされる(持続可能な)社会の実現」など5項目を基本政策に定めた。広く党員を募り、来夏の参院選で議席獲得を目指す。
背景には政府への不信がある。国会の「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」(2008年)を機に、内閣は「アイヌ政策推進会議」を設けた。しかし成果は見えにくく、直接声を届けようにも萱野氏の父、故・茂氏が1998年に引退した後、「2人目のアイヌ民族国会議員」は生まれていない。
先住民族の権利回復は世界各地で急速に進む。ボリビアでは05年、先住民のモラレス氏を大統領に選出。先住民のための大学がいくつも誕生した。ニュージーランドでは、先住マオリの政党が04年に初議席を獲得。その後も議員数を増やし、大臣も誕生した。
アイヌ民族は道内に約2万4000人、東京都内に約2700人(他府県は未調査)。先住民族の議席獲得は、非アイヌ有権者の投票行動にかかっている。
(平田剛士・フリーランス記者、1月27日号)
最終更新:2月10日(金)20時16分
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