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不当極まるNHK籾井会長批判

WiLL 2014/3/7(金) 11:41配信 (有料記事)

何一つとして間違っていない

 NHKの籾井勝人会長は一月二十五日、東京・渋谷の放送センターで就任記者会見を行った。そのなかで「慰安婦」に関する発言があり、一部のメディアや野党が責任を追及し、韓国与党の幹部までが辞任を要求するという異常事態となった。  
 籾井会長の「慰安婦」発言のポイントを箇条書きにすれば、次のとおりになる。  1戦時慰安婦はどこの国にもあったことだ。日本だけが言われるのはおかしい。  2慰安婦はいまのモラルでは悪いことだが、その時の現実としてあった。  
 3この問題は日韓基本条約で解決済みなのになぜ蒸し返されるのか。おかしい。  この発言は、どれ一つとして間違っていない。常識的な見解を述べただけであり、責任を追及される筋合いはどこにも存在しない。  
 しかるに、朝日新聞をはじめとする新聞・放送メディアは、籾井会長の発言を「問題だ」と激しく批判した。朝日の一月二十八日付社説は、「公共放送のトップを任せられるのか。強い不安を感じる」と述べた。毎日の同日付社説は、「従軍慰安婦問題などについて、不見識な発言を繰り返した。公共放送のトップとしての自覚のなさ、国際感覚の欠如に驚くばかりだ」「その資質が大いに疑問視され、進退が問われてもおかしくない。そして、彼を選んだ経営委員会も、任命責任を免れない」と、進退にまで踏み込んだ批判を展開した。  
 しかし驚くべきことだが、右の二つの社説を含め、籾井会長の発言を咎めている人々は、その発言の「何」が問題なのかを少しも明らかにしていない。  そこで当方で推測するしかないのだが、考えられるのは次の三点なので、それを順次検討してみる。本文:13,673文字 この記事の続きをお読みいただくには、WiLLプレミアム on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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藤岡信勝

最終更新:2014/3/7(金) 14:05

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