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【事件の闇】朝鮮総連本部 振出しに戻るの奇々怪々

WiLL 2015/3/3(火) 12:35配信 (有料記事)

グリーンフォーリスト社の妙な内実

 二〇一三年三月の入札開始に端を発した東京・千代田区富士見町の朝鮮総連中央本部の競売騒動は、二度に及ぶ落札流れを経て昨年十一月、四国のマルナカ・ホールディングスが約二十二億円で所有権を獲得したことでようやく決着を見た──はずだった。マルナカ社は総連に対し、立ち退き要求の裁判まで起こしていたのだが……。
 ところが、今年に入って一月二十八日。中央本部の土地建物が、山形県酒田市にあるグリーンフォーリストという会社に四十四億円で転売されていた事実が判明。落札当時、「総連関連施設には売らないし、貸さない」と明言していたマルナカ社だったが、今度はこのグリーン社が朝鮮総連に賃貸して使用を継続させる見込みという。マルナカ社とグリーン社の間を繋いだのが、マルナカの地元・香川県選出だった元自民党参議院議員の山内俊夫であったことは既報のとおりである。
 しかし、このグリーン社の事業内容を調べてみれば、同社は酒田市に本社を置く倉庫会社だが従業員は五人にも満たず、年間の売上高も二千万円弱。通常で考えれば、とても四十四億円もの取引を実行できるような企業ではない。
 グリーン社はダミーで、融通元は他にいると見做すのが常識的な線だろう。しかも、その出資のほとんどは朝鮮総連が調達した資金である可能性が高い。つまり現在、中央本部は事実上、朝鮮総連によって買い戻されたも同然の状態にあるのである。
 そればかりではない。東京在住のグリーン社会長の人脈を探っていくと、興味深い事実が浮上してきた。この会長はグリーン社とは別に、中国との間で進出企業のサポート等を行うコンサルタント会社も経営していたが、共同経営者のなかに過去、「大物中国スパイ」として国会で追及されたこともある人物が含まれるなど、なんとも胡乱な様相を呈しているのである。本文:11,832文字 この記事の続きをお読みいただくには、WiLLプレミアム on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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野村旗守(ジャーナリスト)

最終更新:2015/3/3(火) 12:35

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