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慰安婦問題は韓国自身で解決しろ!【阿比留瑠比】

WiLL 2015/4/1(水) 10:37配信 (有料記事)

安倍首相と日本政府の本音

「必ず解決しなければならない歴史的課題である元慰安婦の人権問題について、早期解決を日本に求めてきた。五十三人だけになった彼女らの平均年齢は九十歳近い。名誉を回復するための時間は残り少ない」
「日本が勇気を持って率直に歴史的真実を認め、韓国と手を取り合って、未来五十年のパートナーとして新たな歴史をともに切り拓いていくことを望む」
 韓国の朴槿惠大統領は三月一日、日本による朝鮮半島統治下の一九一九年に起きた「3・1独立運動」を記念するソウル市内の式典で、こう日本に慰安婦問題の解決を迫った。
 これを聞いて、「ああ、朴氏はやはり何も分かっていないな」と感じた。韓国が歴史カードを振りかざせば、多少無理筋であっても日本政府が譲歩するという時代はもう終わっているのに、まるで気付いていない。
 朴氏に限らず、韓国側は日本人がどれほどこの問題の経緯、事実関係を学び、あることないこと言い募る韓国にうんざりしているのか理解していない。彼らは対日関係では、常に自分たちが道徳的優位に立ち、相手を責める側だと信じているが、もう通用しない。
「韓国に対しては、われわれはかなり怒っている」
 政府高官はこうはっきり認める。安倍晋三首相をはじめ日本政府は表向き、「対話のドアはいつでも開かれている」と日韓首脳会談を呼びかけているが、本音は「韓国は放っておく」というところにある。
 今年二月の安倍首相の施政方針演説や外務省の韓国を紹介するホームページ上の記述から、「基本的価値を共有する」という文言が削除されたのも、日本政府の韓国に対する冷ややかな視線を表している。日本と韓国が、緊急時にドルを融通し合う通貨交換協定を打ち切ったのもその流れのなかにある。
 首脳会談が開かれずとも、別に日本に実害はない。むしろ、あまりに歴史問題に固執する韓国側のあり方に、欧米諸国も疑問の目を向け始めている。
「ムービング(動く)・ゴールポストだ」
 日本政府が韓国をどう評価しているかは、政府内で飛び交うこの言葉が象徴している。慰安婦問題などで着地点を求めてそこを目指すと、いつの間にか韓国側がゴールをさらに先のほうに動かしており、いつまで経っても解決しないという意味である。本文:8,145文字 この記事の続きをお読みいただくには、WiLLプレミアム on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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阿比留瑠比(産経新聞政治部編集委員)

最終更新:2015/4/1(水) 10:37

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