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安倍総理、GDP600兆円、日本なら楽勝です

WiLL 2015/12/21(月) 10:51配信 (有料記事)

極端な議論に走りやすい日本人

 私がメディアで書いたり、話したりしたことに対して、近頃、これまで以上に多くの批判をいただくようになりました。
 熱心な方だと、会社の電話やメール、私のフェイスブックページにまで批判を書き込んできます。
 私としては、日本を貶めてやろうだとか、こき下ろしてやろうだとか、そんな意図は微塵もなく、少しでも日本のためになるよう、ただ“事実”を“事実”として伝えているだけなのです。なぜ感情論にも近い批判が出てくるのか、不思議でなりません。
 私を批判する人はたいてい、「日本はすべてにおいて世界のトップ」との思い込みがあるためか、日本に欠けている部分があることを認めようとしません。
 ために「ここについては改善の余地があるのではないか」と指摘しても、「それは西洋人が作った恣意的なデータだから信用できない」となってしまう。これでは、建設的な議論などできません。
 安保法制の議論と同様、一部の日本人は0か100かという極端な議論に走りやすいように思います。
 私はいま、どうしたら日本の観光産業をもっと拡大できるかというテーマに取り組んでおり、文化財を観光資源として活用してはどうかと提案しています。しかし当事者の一部からは、「文化財に大量の人を入れるわけにはいかない」とニベもなく否定されてしまう。
 私は何も、文化財の隅から隅まで入れるようにしろと言っているわけではありません。外から眺めることしかできないいまより、もう少し見学しやすいようにしようと提案しているのです。
 ほとんど0に近い状態のものを10、あるいは20は認めてもらえないだろうかと相談しているのですが、「100は認められないから0のままでいい」と、互いの意見を調整しようという気が彼らにはない。
 また、私が外国人だから聞き入れてもらえないということもあるのでしょう。日本人の名前を使って書くほうがいいのではないかと思うこともあります。本文:5,434文字 この記事の続きをお読みいただくには、WiLLプレミアム on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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デービッド・アトキンソン(小西美術工藝社社長)

最終更新:2015/12/21(月) 13:14

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