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凡ミスで最悪デビューの川島 「鏡を見つめ直せ!」とダンディーU指揮官は敗戦に激怒

Soccer Magazine ZONE web 1月3日(日)12時10分配信

FKからのパンチングミスで同点弾を献上

 日本代表GK川島永嗣は、スコットランド初戦で、いきなり指揮官から叱責を受ける悪夢のデビュー戦になった。スコットランド・プレミアリーグのダンディー・ユナイテッドに移籍した川島は、2日に行われたダンディーとの敵地でのダービーマッチで、昨年12月30日の正式加入の発表後、初の先発デビューを果たした。だが、新守護神は手痛いミスで同点ゴールを献上し、1-2と敗戦。ミクス・パーテライネン監督は激怒していると、地元紙「クーリエ」が報じている。

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「前半で試合を締めくくるべきだった。以前からこんな話をしているが、一体どうやったら負けるんだ? 本当に信じられない。90分間を通じてシステムとしてしっかりボールをつなぎ、決定機を数々作り、相手を苦しめたのは1チームだった。それでも、我々は試合に負けてしまった」

 ダンディーUのパーテライネン監督は試合後に、勝ち試合をみすみす捨てたと怒っている。ダービー戦では先制し、試合を優勢に進めたが、チームが1点リードで迎えた前半41分に凡ミスが起きた。右サイド寄りの地点から蹴り込まれたFKに対し、GK川島が飛び出してパンチングを試みたが、まるでバレーボールのセッターのように目の前に上げてしまった。相手FWケイン・ヘミングスがこの絶好の”トス”に乗じ、左足で豪快な同点ボレー弾を決めてしまった。

「そうだ。最初の失点はもっとうまく対処できたはずだ。必要のないFKだった。ペナルティボックス内で起きたことは十分なプレーとは言えなかった。自分たちで鏡を見つめ直さないといけない」

所属クラブでの公式戦出場は約1年ぶり

 指揮官は川島を中心に、拙い対応を見せた選手に猛省を促していた。所属クラブでの公式戦は、実に前所属のスタンダール・リエージュ時代の2014年12月11日、UEFAヨーロッパリーグ、フェイエノールト戦以来。ハリルジャパンでも2015年6月16日のシンガポール戦以来出場がなく、実に約半年ぶりの公式戦だった。

 パーテライネン監督から即戦力と期待された川島は労働ビザ取得後、「僕はフィットしている。ダービー戦? ビッグマッチだ」と語っていたが、浪人生活とビザ取得までの期間はチームでトレーニングすることが許されなかった。試合勘の欠如や周囲とのコミュニケーション不足も影響したのか、凡ミスにより最悪のデビュー戦となった。ダンディーUは21試合を終えたリーグ戦で、ここまで2勝4分15敗の最下位に沈んでいる。

 どん底に苦しむチームを救えなかった川島は指揮官の言葉通り、自分を見つめ直し、もう一度チャンスをつかむことができるのだろうか。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

最終更新:1月3日(日)20時13分

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