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どうして妻は「モンスター化」するのか? 【結婚前】「今度はいつ会えるの?」→【結婚後】「早く帰ってこい、この野郎」

ダ・ヴィンチニュース 2月11日(木)9時0分配信

どうして妻は「モンスター化」するのか? 【結婚前】「今度はいつ会えるの?」→【結婚後】「早く帰ってこい、この野郎」

『サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活』(田中 光:マンガ、日本愛妻家協会・小高千枝:監修/竹書房)

 いま、全国の夫婦間で多発している問題がある。それは、「妻のモンスター化」。結婚前は「今度はいつ会えるの?」「愛してるよ」などとかわいいことを言ってくれた女の子が、いつしか「早く帰ってこい、この野郎」「愛より金を持ってきやがれ」と、凶暴で手がつけられない怪物になってしまうのである。……なんて恐ろしいのだろう。
 けれど、それはすべて妻が悪いわけではない。そんな事態を招いてしまった原因は、夫側にもあるというのだ。それを説いているのが、『サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活』(田中 光:マンガ、日本愛妻家協会・小高千枝:監修/竹書房)だ。

 「夫婦関係に一抹の不安を抱える男たちの物語」と謳われた本書。主人公となるのは、35歳のサラリーマン・妻夫木マモルだ。彼の目下の悩みは、結婚10年目にしてモンスターと化してしまった妻の存在。どうして彼女は豹変してしまったのか……。

 それは、夫婦関係が冷めてきているから。愛情が冷めてくるに従い、妻という生き物は恐ろしいモンスターと化すのである。それを食い止めるための方法は、ただひとつ。「愛妻家」になることなのだ。

 でも、そもそも愛妻家って、具体的にはどんな人のこと? 本書ではそれを、以下の5つのことができる人物と定義している。

1 妻の助けになる家事を楽しんでするらしい
2 「ありがとう」や「愛してる」という言葉をよく使うらしい
3 妻の話をちゃんと聞いてから話すらしい
4 建前、世間体にはあまりこだわらないらしい
5 妻と手をつないだりすることに抵抗がないらしい

 ふむふむ。こうして文字にすると簡単そうだけど、意外とハードルが高そう。これを実践できている人、いるんだろうか……。ともあれ、こうして愛妻家の定義がわかったところで、妻夫木マモルはそれを実行すべく行動に移していくのである。

その1「残業時間を減らす」

 妻のモンスター化を食い止めるため、なによりもすべきことがコレ。日本は先進国のなかでも労働時間がずば抜けて長いといわれている。それを「仕事だから」「妻のため」と諦めている人も多いだろう。けれど、それでは夫婦の時間が減る一方。たまには仕事を早めに切り上げれば、いつもは出迎えてくれない妻が、「どうしたの!?」と戸惑いつつも、迎えてくれるかも。また、その際、花をプレゼントしてあげたりすると、妙に照れている姿が見られるはず。

その2「家事を手伝う」

 夫への不満で多いのが、「家事を手伝ってくれない」というもの。早く帰ったからといって、テレビの前でゴロゴロしていては無意味。そもそも、共働きが当たり前の時代なのだから、家事は夫の役割でもあると考えるべきなのだ。まずは妻に、「家事の弟子入り」をしてみよう。「夫に家事を教える」という行為は、妻の母性本能をくすぐる効果もあり、確実に会話が増える。また、夕食を作ってあげるのも効果絶大。もちろん、後片付けは忘れないこと。

その3「気持ちを伝える」

 ふたりの時間を作り、家事を手伝う……。それだけで満足していたら、ただの同居人で終わりだ。次のステップに進むために肝心なのが、「想いを伝える」ということ。まずは「ありがとう」と口にしてみる。コレは女性の承認欲求を満たすことにつながり、自然としおらしくなるかも。また、さらに効果があるのは、やはり「愛してる」という言葉。感情や気持ちを表現する「表出的コミュニケーション」を重要視する女性にとって、明確な愛情表現はなによりも大切なのだ。

その4「スキンシップをはかる」

 ここまできたら、もうひと踏ん張り。年月が経つにつれて広がっていく、妻との空間距離。それすなわち、心の距離とも言えるのだ。いまさら恥ずかしいなんて気持ちは捨てて、とりあえずは「手を握ること」から始めてみよう。女性は皮膚感覚が男性よりも10倍敏感な生き物。そのため、「触れる」という行為に、すごく重要な意味があるのだ。また、ブームに乗って、「壁ドン」をプラスしてみてもいいかも。モンスターになりかけていた妻が、乙女に戻るはず。

 これらの「愛妻家へのステップ」の総仕上げとなるのが、「夫婦について考える」ということ。夫婦というのは、婚姻届を提出したふたりのことではない。それはただのスタートであり、そこから同じ体験を積み重ねていき、ようやく本当の意味での夫婦になれるのだ。その前に妻がモンスターになってしまうかどうかは、すべて夫次第。夫婦への道のりは決して簡単なものではないことを、肝に銘じておく必要があるということだ。

 この記事を書きながら、Googleで「結婚生活」と検索したところ、予測変換で「夫婦生活 疲れた」「結婚生活 つまらない」と出てきた。もしも自分の奥さんがそれを検索しているとしたら、モンスターになる一歩手前かも。そんなときは、愛妻家に変身し、妻を救いだそうではないか! ……って、ぼく、まだ結婚すらしてませんけどね。

文=前田レゴ

最終更新:2月11日(木)9時0分

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