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ペップ有終三冠に非情采配 氷漬けのドイツの至宝に「私の判断だ、以上!」

Soccer Magazine ZONE web 3月1日(火)12時30分配信

タレント揃いのバイエルン前線でゲッツェに出番なし 去就問題浮上へ

 バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督はドイツ代表MFマリオ・ゲッツェについて構想外であることを明らかにした。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

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 ドイツの至宝は昨年10月に鼠蹊部を故障した。回復後もバイエルンではベンチを温める日が続いているが、指揮官は塩漬け状態の天才に関する質問に、厳しい言葉を残している。

「我々にはウインガーが7人いる。もしも、ミュラーか他の選手を起用しない時に、この質問をしてくれ。これは私の判断だ。以上」

 ペップ監督は前節2月27日の2-0で勝利したヴォルフスブルク戦後にこう言い切った。今季限りで退任し、来季マンチェスター・シティの監督に就任することが決まっている。リーグ戦、ポカール、そして、欧州チャンピオンズリーグの三冠制覇で有終の美を飾るために、非情なセレクションを続けている。

強化責任者も容認 「実験している時間ではない」

 ドイツ代表MFトーマス・ミュラー、オランダ代表アリエン・ロッベン、ブラジル代表ドウグラス・コスタ、フランク・リベリー、フランス代表キングスレー・コマン、スペイン代表チアゴ・アルカンタラという猛者揃いのバイエルンで、ゲッツェの順列が下に位置にしていることをスペイン人の名将は明確にした格好だ。故障が癒えてもゲッツェは飼い殺し状態となっている。

 マティアス・ザマーSDもかつて最高の才能と称えたゲッツェの不遇について、やむなしの考えを示している。「マリオはしっかり練習しているが、リズムを失っている。フランク・リベリー、キングスレー・コマン、チアゴ・アルカンタラの方がすでに一歩前にいる。実験している時間ではない」とバッサリ切り捨てている。

 ドルトムント時代にユルゲン・クロップ元監督の寵愛を受け、日本代表MF香川真司と絶妙なコンビを組んだ天才児は2014年ブラジルワールドカップ決勝アルゼンチン戦で決勝弾を決めたドイツの英雄だが、ペップ政権では陽の目を見ない。来季カルロ・アンチェロッティ監督の就任が決まっているバイエルンで、ゲッツェの居場所はピッチ上にあるのだろうか。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

最終更新:3月1日(火)12時30分

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