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「キスのような素晴らしいパス」 イタリア杯準決勝で2アシストのミラン本田を地元メディアが称賛

Soccer Magazine ZONE web 3月2日(水)7時52分配信

先制の決定機逸には苦言も及第点ゲット

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、1日のイタリア杯準決勝第2戦の3部アレッサンドリア戦に先発フル出場。2つのアシストを記録し、チームの5-0での圧勝劇に貢献した。試合後にミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は選手の採点を公開し、本田には及第点評価が与えられている。

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 このゲームで本田は、前半7分にMFユライ・クツカからのラストパスに反応したが、GKが飛び出しているゴールへのシュートを外してしまった。しかし、同20分にFWマリオ・バロテッリのポストプレーから、抜け出したFWジェレミー・メネズに絶妙な浮き球のループパスを通して先制点をアシスト。後半35分には右CKのキッカーとして、DFアレッシオ・ロマニョーリのゴールを演出している。

 本田には「6.5点」が与えられた。「1-0とするはずだったクツカからキスを受けるようなアシストを外してしまった。しかし、メネズの先制点ではキスを送るような素晴らしいパスを通した。コンビネーション良く融合したプレーだった」と、決定機を外したことを批判されつつも、鮮やかな先制アシストが高く評価された。試合を通じて好プレーだったと評価された。

 この試合のミランは、2トップのバロテッリとメネズに加え、中盤ではMFアンドレア・ポーリ、途中出場のMFホセ・マウリ、MFケビン=プリンス・ボアテングといった復活途上、もしくはリザーブの多い選手も起用された。そのなかで、メネズとポーリには高評価が与えられたが、バロテッリなどには厳しい採点が与えられている。

最高点は復活2ゴールのメネズ

 この日2ゴールの昨季チーム内得点王のメネズには「7.5点」と、チーム最高タイ評価が与えられ、「フィジカルコンディションは上昇している。332日ぶりの先制ゴールと2点目(チーム3点目)は試合を決定づけた」と称賛された。またMFポーリは「6.5点」の評価で「運動量が素晴らしく豊富で、メネズの2点目をアシストした。シーズン終盤に向けて交代でも起用できる存在であることを示した」と、今後につながる試合だったとされている。

 一方で、試合終了間際に1得点を決めたバロテッリは「5.5点」とされ、「もしゴールを決めていなければ、もっと低い点数だった。ミハイロビッチ監督は彼に期待しているが、プレーはエキサイティングではない」と厳しく評価された。また、MFマウリは「6点」とされ「ボールにほとんど触れず、何も与えなかった」と厳しい評価。MFボアテングも「5.5点」の採点で、「サイドでのプレーは好みではないかもしれないが、あまりにも存在感がない」と酷評された。

 ミランは優勝した2002-03シーズン以来のイタリア杯決勝進出を果たした。本田にとっては14年1月にイタリアへ渡って以来、初のタイトルに王手をかけたことになる。01-02シーズンにはパルマで元日本代表MF中田英寿氏、10-11シーズンにはインテルで日本代表DF長友佑都が獲得しているイタリア杯で、日本人3人目の栄冠に輝くことができるだろうか。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

最終更新:3月2日(水)12時14分

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