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「田原俊彦」芸能人生命の致命傷は「ビッグ発言」より例の女優

デイリー新潮 3月7日(月)5時0分配信

 傲慢な態度がアダになった――。有名な“ビッグ発言”で仕事を失った、と信じられている田原俊彦(54)だが、実は、急激な露出減はジャニーズ事務所からの独立が原因。さらに、そうなった背景には、あのAV女優の存在があった。

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「プライベートは何ごとも隠密にしたかったけど、僕くらいビッグになると、そうもいかないんだよね」

 いわゆる“ビッグ発言”がトシちゃんから飛び出したのは1994年2月。長女が誕生した際、記者団にこうのたもうて、大顰蹙を買ったのは周知の通りである。その翌月、ジャニーズ事務所から独立したのは円満退社で、あくまでも“ビッグ発言”がアダになったと伝えられてきたが、

「事務所は“トシちゃんは要らない”という判断をしたんです」

 と、元ジャニーズJr.の平本淳也氏が回想する。

「ジャニーズ事務所ではずっとマッチ(近藤真彦)がトップで、トシちゃんもその空気を察して、元々独立願望を持っていた。そこに88年、AV女優との情事がバレるという事件が起きましてね。村西とおる監督が、トシちゃんと一夜を共にしたという女優の告白がネタのAVを発売し、ジャニーズ事務所と監督の大喧嘩に発展したんですが、それはともかく、当時のアイドルは、トイレにも行かないと信じられているほど神聖な存在で、AV女優との情事なんて前代未聞。トシちゃんの行動は事務所にキズをつけた、とジャニーズ事務所は受け止めたんです」

 ならば、当の村西監督に語ってもらうしかない。

■「トシちゃんも大変だね」

「88年2月、沖縄に撮影に行ってメシを食ってる時に、女優の梶原恭子が何気ない雑談の中で、“私、田原俊彦とやっちゃったことがある”と言った。面白いのでビデオで語らせようと思ったんです。彼女のデビュー作『顔にベチョッとください』です。私はレギュラー出演していた『11PM』でそのAVを宣伝して、その後、『週刊ポスト』も彼女へのインタビューを掲載した。そしたら、ジャニーズは双方に圧力をかけてきました。『11PM』のディレクター2人が辞めさせられ、小学館からは“メリー喜多川が村西に抗議したいと言っている”と連絡がきたんです。雑誌にジャニーズのタレントを出さないぞ、と脅されたのでしょう」

 結果、4月5日、小学館の会議室で話し合いがもたれたという。

「我々の前にメリー、ジュリー、広報部長、遅れて田原本人も来た。我々の横には出版部長ら小学館の幹部。そこで話したのは、やった、やらないに尽きました。田原はじっと黙って下を向いていましたが、当時、彼は押しも押されもせぬスターですよ。よしんば性的関係がなかったとしたって、普通なら大事なタレントを、こんな話し合いに連れてこないですよ。だから言ってやりました、“トシちゃんも大変だね、こんなとこでやった、やらないの話し合いに参加するなんて”って。本当に気の毒でした。1、2時間ほどでしたかね。その間、メリーはずっと我々を睨んでいました」

 この日、実は村西氏は、ある仕掛けをしていた。

「小学館でメリーと話し合う、と私から連絡を受けた『フォーカス』は、出口4カ所にカメラマンを配置し、田原の写真を撮った。それでも腹の虫が治まらず、梶原主演で第2弾の『ありがとう! トシちゃん』という作品を撮ったんです」

 再び、平本氏が語る。

「ジャニーズ事務所で要らなくなったタレントは、ジャニー(喜多川)さんから“YOUは独立してもやっていけるよ”と言われるんです。これは“クビにはしないけど出て行け”ってこと。トシちゃんもそれで出て、表向きは円満退社のように見えたけど、そのあとが怖いわけです」

 情事の真偽は確かめようもないが、げに傷つけてはいけないのは、女心と事務所の信用、か。

「特別ワイド 吉日凶日60年の証言者」より

「週刊新潮」2016年3月3日号 掲載

新潮社

最終更新:3月7日(月)5時0分

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