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4割以上の人が「1日の糖質摂取量の目安300g」をオーバー

@DIME 3月24日(木)12時10分配信

 サッポロビールは、日本初の糖質ゼロワイン『ボンヌサンテ糖質ゼロ』を3月29日より販売することに先駆け、フードコーディネーターの南恵子さん監修のもと、糖質を気にかけている200名を対象に、「食事での糖質摂取量に関する調査」を実施した。

■各世代の平均糖質摂取量

 南恵子さんは、「現代の日本人は 50 年ほど前と比べると、お米を食べる量は半分程度に減っています。それにも関わらず肥満からの生活習慣病が増えているのは、食事の内容が豊かになり、また便利な生活から活動量が減っていることなどが挙げられるでしょう。バランスの良い食事をする上で糖質を極端に制限することは問題ですが、必要以上に摂取すると肥満から様々な疾病にもつながります。

 今回の調査結果を見ますと、一食でチャーハンと餃子(皮の小麦粉にも糖質が多く含まれる)、麺類と丼物セットと糖質が重なる食事を摂っていたり、間食の量や回数が多い傾向にありました。また糖質量・食事量とも少ないのに間食が多くて栄養バランスが悪い人がいたことも気になりました。そんな間食に加え、飲料は意外と食事のように意識せずに、また習慣的に摂ってしまいがちです。想像以上に糖質量が多い商品がありますので、食事にも増して意識した方が良いかもしれません。近年は糖質ゼロなどの飲料も出ていますので、時には通常飲食しているものと置き換えて、糖質やカロリーなどを意識する習慣づくりに利用するとよいでしょう」と、コメントしている。

■糖質摂取量の目安について

「日本人の食事摂取基準2015年度版」では、炭水化物は量ではなく脂質とタンパク質との比率(50~65%)が示されており、年齢や活動量に応じた必要エネルギーは様々であるが、おおよそ 300g と設定。

■各世代の平均糖質摂取量

糖質を気に掛けているにも関わらず、20 代、30 代、50 代の平均糖質摂取量が糖質摂取量目安(300g)より高いことがわかった。

〈南さんのコメント〉
20 代、30 代、50 代の糖質摂取量の平均値が糖質摂取量目安より高く、他の世代でも糖質摂取量目安に近い数字になっていることから、自分で糖質を意識されている割には全体を通して高い結果になったと推察します。さらに、平成 26 年版「国民健康・栄養調査」を参考に日本人全体の平均糖質摂取量を 240g とした場合、今回の対象者の 67%(3 人に 2 人)がそれ以上の糖質を摂取していたことになります。

世代が高い方の平均値が下がっているのは、年齢が高くなるにつれ基礎代謝が低くなり、必要なエネルギー量も少なくなります。糖質は、エネルギーを生み出す三大栄養素の一つ(他に脂質・タンパク質)。糖質摂取量も年齢が上がるに伴い減っている傾向にあることは、理にかなったことと思います。また若い世代では 300g を超えていても、活動量が多い生活をしている場合には必要となる場合もあります。糖質を見る場合には、量だけでなく脂質やタンパク質との比率を考えること、またビタミンやミネラルなどの多様な栄養素も摂取できバランスの良い食事になっているかどうかが大切です。

■糖質摂取量目安(300g)を越えている人と越えていない人の割合

糖質摂取量目安を越えている人が全体の 42%にも上ることが判明した。

〈南さんのコメント〉
糖質を気にされている方でも 4 割以上の方が糖質摂取量目安を超えていたのは驚きです。糖質を控えようと意識していても、意外と簡単にオーバーしてしまうということを認識した方が良いのかもしれません。

特にオーバーしている人たちの多くは、間食の影響が強い傾向が見られました。スイーツは重量感がなくても原料が糖質主体です。また、お煎餅やスナック菓子などは塩味でも原料は穀類や芋類で糖質が多く含まれます。間食は楽しみの時間でもありますので、なかなか止めることは難しいですが、少し意識をして回数を減らしたり、糖質の少ないヨーグルトや飲料と置き換えてみてはいかがでしょうか。

■自身の糖質摂取量についての意識

糖質摂取量目安を超えている人のうち 46%が糖質摂取量目安以内だと勘違いしている。

〈南さんのコメント〉
糖質摂取量目安を超えているにも関わらず、自分は目安以内だと勘違いしている人が約半数いたという結果から、まだまだ何に糖質が多く含まれているのかということを理解して食事をしている人が少ないのかもしれません。ご飯は糖質が多いことは知っていて控えていても、野菜だから大丈夫だと思ってよく食べている芋類やかぼちゃ、れんこんなどには意外と糖質が多く含まれています。また飲料類にも糖質が含まれており、1 日に何度も飲んでいると無意識に糖質を多く摂ってしまっている可能性もあります。

■飲料での糖質制限の意識

72%の人が飲料でも糖質制限を意識していることがわかった。

■南恵子さん

NR・サプリメントアドバイザー、フードコーディネーター、日本茶インストラクターなどの資格取得。学術誌の編集部、広告制作会社、惣菜メーカーに在籍後、フリーランスのフードライター、フードコーディネーターに。家庭料理の他懐石料理、食養生や野草料理などの伝統食やヘルシー料理などを学ぶ。

【調査概要】
回答数:200 名の20 代~60 代各 40 名ずつの糖質を気にかけている人(=事前調査にて「普段の食生活で糖質を気に掛けている」と回答した方)
調査期間:2016 年 2 月 16 日(火)~29 日(月)
集計方法
1.平均糖質摂取量の数字は少数点第二位で四捨五入。
2.糖質量は朝食・昼食・夕食・間食それぞれに複数のメニューイラストを用意し、1 日で摂るメニューに近いものを選んでもらう調査。間食は頻度も確認のうえ算出。
3.食品に含まれる糖質量はフードコーディネーターの南恵子氏監修の元、日本食品標準成分表や女子栄養大学のカロリーガイドなどを参考とし、糖質は炭水化物量から食物繊維量を引いて算出。市販品についてはメーカーの栄養表示などを参考に算出。

@DIME編集部

最終更新:3月24日(木)12時10分

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