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とんねるず、視聴率5%で危険水域突入…テレビ局にとって「お荷物化」

Business Journal 3月27日(日)17時31分配信

 5.2%――。

 3月17日放送のテレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の視聴率が危険水域に入ってしまった。この日は、お笑い芸人・光浦靖子と男性カメラマンが神奈川県の鎌倉や江の島を巡るデートの模様を中心に放送したものの、同時間帯で民放4位と惨敗してしまった。テレビ局関係者が話す。

「同番組の全盛期から比べれば、5分の1程度の視聴率です。正直なところ、光浦さんのデート企画はどの層に向けて放送しているのかよくわからない。確かに今の視聴者は女性の40代、50代が多いですが、既婚者は共感できないし、未婚者は同じ境遇の光浦さんが恋愛で上手くいく姿なんて見たくない。自分が取り残された感を味わうだけですからね。さらに、とんねるずファンの男性層にも響かない」

 今年に入ってから同番組の視聴率はすべて1ケタ。それどころか、昨年10月29日に10.2%を記録して以降、17回連続で1ケタに終わっている(2016年3月17日現在)。

「1年半くらい前までは12%以上をマークすることもよくあり、フジにとって貴重なコンテンツでした。打ち切りの噂もよく上がりましたが、理由は『昔と比べれば数字が悪い』『とんねるずの高額なギャラとのコストパフォーマンスが良くない』というものでした。そして、昨年の秋から数字が本当に良くない。裏で放送されている同じバラエティ番組の『モニタリング』(TBS系)が20時から2時間と時間を延長したことも大きいでしょう。ただ、『モニタリング』が毎回2ケタを取っているわけでもない。『みなさんのおかげでした』のパワー自体が落ちているのだと思います」(同)

 もともと、前身の『みなさんのおかげです』は仮面ノリダーなどのキャラクターが受けるなど学生に大人気の番組だった。1997年に現在の『みなさんのおかげでした』へ変わってからは、『新・食わず嫌い王決定戦』というヒットコーナーが生まれ、大人を対象とした番組に変わっていった。視聴者とともにうまく年齢を重ねてきたが、前身から数えれば開始から26年半が経ち、番組自体が勤続疲労しているのか。

「3月24日の3時間半スペシャルでは、名物コーナーである『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』が放送されたこともあり、なんとか2ケタに乗りましたが、ギャラの高いとんねるずの番組を秋以降も続けていいのかという話は以前からフジ内にあります。フジは経費削減を打ち出しているわけですから。フジにとって同番組はただのお荷物化しつつあります」

 数年前から打ち切りの噂が絶えない『みなさんのおかげでした』。視聴率的に見れば、今が最も危険な状態であるのは間違いない。
(文=編集部)

編集部

最終更新:3月27日(日)17時31分

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