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“天才レフティー”を放出し、レアルで不遇の逸材獲得!? ドルトMF陣に玉突き移籍の可能性が浮上

Football ZONE web 6/8(水) 19:56配信

ミランやユベントスが獲得を狙うコバチッチに、ドルトムントも興味を示す

 今夏の移籍市場において、ドルトムントはすでにドイツ代表DFマッツ・フンメルス(→バイエルン・ミュンヘン)、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(→マンチェスター・シティ)と主力2人を放出し、スペイン代表DFマルク・バルトラ(←バルセロナ)、MFセバスティアン・ローデ(←バイエルン)、そしてU-21フランス代表FWウスマン・デンベレ(←レンヌ)ら10代のタレント3選手を獲得するなど、どこよりも積極的な動きを見せている。

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 さらにガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンや、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンなど移籍にまつわる噂は後を絶たず、今夏は大刷新が必至となりそうだ。そしてドイツのサッカー情報サイト「フースバル・トランスファー」によると、ドルトムントはレアル・マドリードのクロアチア代表MFマテオ・コバチッチの獲得に興味を示しているという。

 コバチッチは昨夏に3100万ユーロ(約37億円)の移籍金でインテルからレアルに加入。18歳でインテルのエースナンバー「10」を背負うなど期待を集めた逸材も、タレント豊富な“白い巨人”ではベンチ要員でしかなかった。今季はリーグ戦25試合(先発8試合出場)で無得点。「ウンデシマ(11度目の優勝)」を成し遂げたUEFAチャンピオンズリーグでは8試合に出場したが、ベスト8以降の試合では準決勝第2戦のマンチェスター・シティ戦で2分間ピッチに立ったのみだった。

 ドルトムントはコバチッチが19歳だった14年にも関心を示していたというが、当時はまだ本人がインテルでの成長を望んだために獲得は叶わなかったという。イタリアメディアの報道ではACミランやユベントスも獲得に関心を示しているというが、ドルトムントがこの争奪戦に加わりそうだ。コバチッチの移籍金は、2500万ユーロ(約30億円)ほどと見られている。

シャヒンの去就が鍵を握るか

 ただしレポートによると、ドルトムントが新たなセンターハーフ獲得にそれだけの資金を投じるかはまだ疑問が残るという。ギュンドアンを放出したとはいえ、このポジションにはバイエルンから獲得した新戦力のローデを含め、日本代表MF香川真司やドイツ代表MFユリアン・バイグル、元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロ、トルコ代表MFヌリ・シャヒンら頭数は揃っている。

 そこで今後の鍵を握るのが、今季負傷から復活を遂げたシャヒンの去就だという。このレフティーの司令塔には現在、昨季までドルトムントを7シーズン指揮したユルゲン・クロップ監督率いるリバプールに、再加入する可能性が浮上している。仮にこの移籍が成立すれば、コバチッチ獲得への動きは加速するという。今夏のマーケットで草刈り場と化しているドルトムントでは、様々なポジションで「玉突き移籍」が発生するかもしれない。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

最終更新:6/8(水) 19:56

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