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経済状態がなかなか向上しない5つの理由

ライフハッカー[日本版] 6/9(木) 21:10配信

私は負債をなくしたり貯蓄したりすることの利点について書くことが大得意ですが、それが簡単かと聞かれれば、真っ先に難しいと認めます。パーソナルファイナンス(資産計画)の概念そのものは簡単ですが、それを実行に移すのは実に難しいことです。その困難をどのように克服すればよいのでしょう?

蓄財の難しさは、4分の3以上のアメリカ人が毎月の給料ギリギリの生活をしている理由でもあり、早期リタイアできる人はもちろん、余裕のある資金を貯めて普通に退職できる人はごくわずかなのもそのためです。

パーソナルファイナンスは言うがやすしで、実際にやるとなると...これがとても大変なのです。なぜそんなに難しいのでしょうか? なぜこんなにも多くの人が経済的成功を夢み、計画しているのに、達成できないのでしょうか?

私は、自分たちの悲惨な経済状況を10年近い月日を費やして立て直し、余裕のある暮らしを目指して奮闘しながら、パーソナルファイナンスについて書き、勉強を続けてきました。その道のりにおいて、人々がなかなか経済的成功を果たせない、5つの大きな理由を発見しました。

ではさっそく始めましょう。

【理由1】お金を使うと短期的なポジティブ感情が得られるが、貯金にはそれがない

正直に認めましょう。新しいもの、すごく欲しいものを買うのは楽しいことです。それがラテであれ、新しいガジェットであれ、本、服、ゲームであれ、欲しいものを買うことにはある程度の喜びが伴います。お金を使うのは楽しいものです。

しかし問題は、そのポジティブ感情が長続きすることはないということです。ラテを飲んだらそれきりで、後は普通の1日が続きます。新しい服は、いったんクローゼットにしまわれたら、ほかの服と混ぜこぜになります。新しいガジェットは、ありきたりの日常の一部になるか、家のどこかに放置されるかのどちらかです。快感はすぐに消え、代わり映えのしない日常が待っているのです。

しかしそのときは、無論そんなことは考えません。自分の欲求と短期的快楽のことしか頭になく、長期計画を犠牲にして買いたいものに飛びついてしまいます。翌日になれば買ったもののことは忘れてしまう一方、使ったお金で財布に穴が開きます。お金は戻ってこず、長持ちするものは何一つ手に入っていません。

ではこの罠から抜け出すための、3つの戦略を紹介しましょう。

・無料か安上がりで楽しめることに余暇を費やす
つまり、はじけるような短期的喜びを得るためにお金を費やすのではなく、時間を費やすということです。生活の中で、大した喜びが得られないこと――たとえばどうでもよい番組を見るとか、目的もなくウェブサイトを閲覧するといったことをやめ、代わりに喜びをもたらしてくれることを始めます。

・お金を使うことのデメリット、貯金することのメリットについて頻繁に考える
私はそうしたことをよくシャワー中や運転中に反芻しています。最近買ったものを思い浮かべ、そこから得た喜びがそんなに長くは続かなかったことを認識するのです。そして「そのお金が今預金にあったほうがよかったはずだ」「そうすれば、1日、2日で忘れてしまうものではなく、自分の大きな目標への一歩になっただろうに」と考えます。これは私が心の中で自分自身とよく交わす会話なのです。

・社交仲間を変える
もしも人付き合いが、無計画で将来のことを考えない散財の原因になっているようなら、社交仲間を変えましょう。仲間をもつということはすばらしいことですが、それに値札が付いてくるのは間違っています。仲間たちに、たとえば、外食ではなく、誰かの家で持ち寄りのディナーパーティーをするなど、余計な費用がかからないことを提案しましょう。あなた自身、出かけることが好きならば、自分の好きなことだけに集中するようにし、それ以外のことはパスしましょう。ここでのポイントは、社交で出費がかさむのは間違っているということです。良き友は、そんなにお金のかかるものではありません。


【理由2】金銭目標は達成に時間がかかる

もしあなたが、大きく重要なお金の目標に向かって努力しているなら、それはおそらくなかなか達成できないゴールなのではないでしょうか。おそらく何年あるいは何十年単位の計画だと思います。

人間は、あまり辛抱強い生きものとは言えません。何年、何十年というスパンで物事を考えても、それらの目標は途中で頭から抜けてしまいがちです。「いつか」という漠然としたゴールになり、それが毎日の生活を左右することはありません。だからすぐに無関心になりあきらめてしまうのです。

「永遠に」達成できそうにないからもういいや...となってしまうのです。では、金銭的成功への道を阻む、この障害を乗り越える3つの方法を紹介します。

・1日、1週間、または1カ月単位の「マイクロゴール(小さな目標)」に集中する

壮大な総合的目標に集中し続けるのではなく、1日、1週間、あるいは1カ月で達成し得る「マイクロゴール」に集中しましょう。成果が総合的目標につながるものであれば、非常に実用的な手段です。

マイクロゴールはさまざまな形態をとります。より良い生活パターンを確立するためのもの、特定のマイルストーンに向けて努力するためのもの、また、節約あるいは収入アップを図るための具体的プロジェクトだったりします。

たとえば、1カ月間は趣味にお金を使わないようにする、という目標もありですし、逆に、月末までに貯蓄残高を5000ドルにするといった目標を設定してもよいでしょう。また、将来の光熱費節約のために、家の密閉性を高める修繕を今週末行う、というようなことを目指すのもけっこうです。

こうしたプロジェクトはすべて、将来のお金に関する目的にかなったものです。その目的がより具体化されたものなのでエネルギーを注ぐ甲斐もあります。「小人閑居して不善をなす」ということわざがあるとおり、自分に暇を与えないようにしましょう。


・ゴールまでの距離ではなく、すでに改善したことに目を向ける

大きな目標に向かって努力しているときは、つい目的に集中してしまいがちです。でも、そもそもそれを求めてポジティブな方向に進んでいるのですから、前を見ることの何が悪いのでしょう? なぜわざわざ後ろを見る必要があるのでしょう?

後ろを振り返ることの大きなプラス面は、自分がどれだけのことを達成したかを認識できることです。1年前はどこにいたか? 6カ月前は? では1カ月前は? 残高はどのくらい増えたか? 短期間のあいだで負債はどのくらい減ったか? 目標を掲げてからはどのくらい減ったか? ――といったことを振り返ります。

実際、目標に取り組んでいる際、経済状態が飛躍的に向上し、大きな目標に向かって本格的に前進しているのが自覚できると、目標に到達するのがかなり容易に感じられるようになるのです。


・目標に向けた日課を習慣化することに集中し、経済状態の向上という結果が自然についてくるようにする

これは、マイクロゴールの考え方と大きく共通しますが、それを少しばかりひねったものです。自分に厳しい目標を課す代わりに、特定のことが当たり前の習慣になるまで、単純に毎日繰り返し実行するというものです。これを生活上のさまざまな場面で行うと、苦労せずに、目標に向かって突き進む生活に変えていけます。

たとえば、外食を頻繁にしている人なら、ファストフードや「カジュアル」レストランで食べることをやめ、外食は、特別な日に最高のレストランだけに行くようにする、といったことです。大きな目標のことは考えず、とりあえず日々の目標に着実に取り組みます。それはすなわち、家で自炊したり、お弁当を作ったりすることが多くなるということです。けれども、地道に繰り返すうちそれが当然となり、タコベルやヌードルズ・アンド・カンパニーに、たまにさえも行く気がしなくなってきます。

私たちの生活には、ほかにも、お金の使い方、出勤、食生活、朝の習慣、寝る前の習慣などなど、状況改善のために調整可能なルーティンがたくさんあります。そうしたルーティンをちょっと変えることが、積もり積もって大きなプラスになるのです。その変更が新しい習慣になるまで地道に続ければなおのことです。


【理由3】お金の目標に燃えるのは初動段階だけで、後は無関心になりがち

どんなお金の目標にも、大体共通して起こることは、最初の行動を起こすときだけモチベーションが上がり、それが済んでしまうと無関心になって、ほとんど自動操縦のような状態で目標に向かうというパターンです。
自動操縦モードは、一定しているという意味ではすばらしいことですが、目的意識とかモチベーションという意味ではあまり良いとは言えません。「無関心」な期間が長く続くと、目標が気持ちからかけ離れたものになり、だんだんと情熱は冷め、結果を放棄してしまいがちです。目標を常に意識していないと、なぜ貯金をしているのかがわからなくなり、そうなると、やめてしまうのは非常に簡単です。
そうならないコツは、ほとんど進歩が見られない安定期が長く続いても、大きな目標を意識する方法を見つけることです。その手段を3つ紹介しましょう。

・節約につながるホームプロジェクトに取り組む

進歩が遅い安定期でも目標に意識を集中できる手段の1つは、総合的目標につながる、取り組み甲斐のある実用的なプロジェクトを見つけることです。お金に関するプロジェクトはたいがい「支出が収入を越えないようにする」というコンセプトが中心なので、出費をさらに減らす方法を工夫することで、いかなるお金の目標も達成を早めることができるでしょう。

出費を減らすホームプロジェクトにはどんなものがあるでしょう? 料理をまとめて作り冷凍ストックする、家の気密性を高める、家の修繕を自分でする、断熱材を自分で取り付ける、車の修理を自分でするといったことはすべて、短期的にも長期的にも出費を削ることにつながります。

節約につながる大きな家事プロジェクトを自分に課せば、それでお金が浮いた分、目標達成が加速します。すばらしいことではないでしょうか。


・収入アップにつながるプロジェクトにも取り組む

「支出が収入を越えないようにする」ことと背中合わせなのが、収入です。収入を増やすことによっても、お金の目標の達成を加速させることができます。

収入アップの方法は実にたくさんありますが、大体どれも、多くの時間と労力がかかります。余暇を利用して、YouTubeチャンネルを作成するなどのマイクロビジネスを始めてもよいですし、学位や資格を新たに取得する努力をする、今の仕事にひたすら精を出し出世をねらう、なども、効果的な追加収入になります。

ただし、こうしたことを実現するには、やはり一定の時間を費やす必要があります。誰もが収入を増やしたいはずなのにできないのは、それだけの時間と労力を費やす覚悟がある人は限られているからです。しかし、その気さえあれば、世の中には実にたくさんの、追加収入を得る方法があります。


・ホームプロジェクトや収入アップに取り組んでいる人たちと社会でつながる

地域で活動している起業家サークルや、専門職のサークル、またはDIYサークルを探しましょう。そうしたサークルを探すのに最適な場所が「meetup.com」です。また、地元の図書館でも見つけられるので、ぜひイベントなどがあれば参加しましょう。

そうしたサークルでは、お金の節約や収入アップが見込まれるプロジェクトに、熱意とやる気をもっている人々と知り合えます。入ってくるお金と出ていくお金の差を広げることに関心があり、目標達成のために大きな困難に立ち向かう覚悟があるなら、そのようなサークルに価値を見いだすことができるでしょう。

しかし、一番の利点は、その社会的環境です。サークルに入れば、収入を増やすことや節約することに賢明な人たちとつき合い、関係をもつことになります。時とともに、その人たちの姿勢に影響され、あなたも自分自身でプロジェクトを始める気になるでしょう。


【理由4】お金の目標は到達不可能に感じられる

お金に関する大きな目標を目の前にすると、その数字の大きさに圧倒されるかもしれません。

たとえば老後の資金など、あなたの年収の十倍だとかそれ以上の残高が必要というような目標を目前にすると、そのようなゴールに到達するのは到底無理、絶対無理と思えることもあるでしょう。そんなふうに感じてしまうのは、これまでの人生で経験したことのないレベルの数字だからです。
それに対する反応として、努力をする前にあきらめてしまう人が多いのです。多くの人が、そのために、人生でたくさんのすばらしいことを取り逃しています。

では、目標の数字を見ただけで到達不可能に思えてしまう人に役立つ3つの戦略を紹介します。

・巨大な目標を、実現可能かつ挑戦し甲斐のある段階に細分化する

最終目標は巨大に見えるかもしれませんが、その目標へのマイルストーンはどうでしょう? 絶望的に大きな数字ですか?

まだやっていないなら、大きな目標を小さなマイルストーンに細分化してみてください。できれば、最初のマイルストーンは1~2年で到達できそうな設定が好ましいです。そしてその後のマイルストーンも、すべてが同じような間隔になるようにします。つまり、途方もなく感じられる目標に徐々に近づくための、たくさんのマイルストーンを、できれば1年以内にがんばれば到達できそうな間隔で、たくさん設定するのです。

たとえば、30年で100万ドルの老後の資金を貯めることが目標ならば、なんとかして年間、平均1万ドルを貯金しなければならないでしょう。その場合、年に1万ドルというマイルストーンに集中するのです。大きな老後の目標に到達するためには今年1万ドル貯める必要がある。今年1万ドルを老後の蓄えに回すにはどうすればよいのだろう? と考えます。決して簡単ではない目標ですが、100万ドル単位の無茶な目標額ではありません。


・目標は単なるお金以上の問題であり、金銭以外の方法も目標達成に貢献することを認識する

お金の目標は、「単なる金銭の問題」という考えに陥りやすいものですが、実際、私たちのお金の使い方というのは、ライフスタイルの選択肢の結果なのです。たとえば、通常、人が住む場所を選択する理由はたくさんありますが、その中で、お金に関係するものは、ほんのわずかではないでしょうか。

金銭の問題だけに目を向けるのではなく、人生のほかの側面のことも、じっくり考えましょう。自分にとって本当に大切なのはどんなことか? 自分はどんなことに時間やお金や労力をかけ、逆にあまり重要視しないのはどんなことか? 今住んでいる場所に満足しているか? 自分の仕事に満足しているか?

生活を、自分がより満足できるようなかたちに変えることで、大きな目標が達成しやすくなったと感じられることがあります。マイルストーンへの到達や、経済状態を向上させるためのプロジェクトに、より意欲的になれるのです。


・まったく手に負えないような目標は調整する

結局目標が大きすぎる、というような現実もあるでしょう。マイルストーンに細分化し、人生のお金以外に大事なことを見いだしても、こんな目標は、奇跡の助けでも借りなければ到底達成し得ない。

そんな場合は、目標を調整することを躊躇しないでください。自分にもっと時間を与えるために、目標到達を数年後ろ倒しにすることを考えましょう。目指す目標を下方修正する方法も考慮してください。また、当初の計画より、今のキャリアにもう少し長くとどまる、あるいはリタイアを少し先送りすることも考えましょう。

これは、大きな目標を放棄するという意味ではありません。少なくとも達成可能に思えるように調整するのです。私の経験だと、こうした調整と、先ほど説明したマイルストーンを組み合わせるとうまく行くようです。達成可能に思えるようなマイルストーンになるよう目標を調整すれば、プロジェクトに手をつけやすくなるでしょう。


【理由5】いつも生活に邪魔される

経済状態の向上がなかなか進まない最後の大きな理由は、実は、生活です。マーフィーの法則と言ってもいいでしょう。

あなたの計画がどんなにすばらしいものであっても、生活に邪魔されてしまうことがあります。失業する、誰かが病気になる、車を買い替えなくてはならない、お湯のボイラーが故障して地下室が水浸しになる、といったことが起き、計画がつまずいてしまうのです。これまで乗っていた軌道からいきなり外れ、大きな目標が遠ざかったように感じ、不可能に思えてきます。

しかしそうした状況は回避可能なのです。大きな目標への道を阻まれないよう、今手を打っておけます。そのための3つの対策を挙げましょう。

・緊急用の資金を貯める

キャッシュ・イズ・キングです。緊急のためだけにとってあるお金があると、失業や車の問題などに対応するのが非常に楽です。目標や、目標への進展を犠牲にする必要がなくなります。

方法は簡単。好きなオンラインバンクでオンラインの預金口座を作り、週に1度、今使っている預金口座からそちらへ自動振り込みが行われるよう設定するだけです。自動振り込みの金額は、10ドルでも20ドルでも50ドルでも、予算の都合で少なくてもかまいません。そして待つだけです。

これで緊急事態が発生してもパニックになる必要はありません。負債を抱える必要もありません。冷静に、貯めたお金を元に戻して、状況に対応すればいいのです。

こういうときにクレジットカードで支払いをする人がいますが、それは賢明ではありません。なりすまし犯罪の被害に遭ったときは使えませんし、カード負債の返済をしなくてはならず、目標への道から外れてしまいます。あくまでも貯めた現金を使いましょう。


・生活の不必要なリスクをなくす

あなたの生活で、目標への道からあなたを脱線させる危険性が最も高いものは何でしょう? あなたの健康、故障寸前の車、それとも、あらゆる間違った道にあなたを誘い込もうとする友達でしょうか? それがなんであれ、生活のリスクを最小限に抑えるようにします。交友関係を変える、車の問題を未然に防ぐ、運動と食生活の向上を図る、もっと安定した仕事を得るようにする、公共の交通機関の利用を考える、といった努力をしましょう。

生活における明らかなリスクは少ないほどけっこうです。目標への道から外れる可能性が低くなります。


・予測できる出費に備える

生活上の出費の多くは、だいぶ前から予測可能です。固定資産税の支払い期日はかなり定期的ですし、車の買い替えも、いつ頃必要になりそうか大体わかります。保険の請求書が来る時期も前もってわかります。そうしたことをあらかじめ計画に入れておきましょう!

このような、前もってわかっている出費に備え、今すぐお金の取り置きを始めましょう。緊急用の資金と同じ方法をとってもけっこうです。その場合は、毎週の振込額を、わかっている出費分プラスアルファにし、余った分を緊急用に回せばよいのです。

そうすれば、わかっている出費によって、成功への軌道から外れてしまうことはありません。


■ 最後のまとめ

人生の大きな目標にどのような障害が立ちはだかろうと、自分の人生を本気で良くしようと考えていれば、それを回避する方法は必ずあります。そのような経済的困難に、道を阻まれないようにしましょう。
どうにか乗り越え、目標を達成し、障害に邪魔されずに自分の夢見た生活を手にしてください。

Trent Hamm(原文/訳:和田美樹)
Photo via Visual Hunt

最終更新:6/10(金) 10:48

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北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。