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自分の人生なのだからあなたが主役になりましょう

JBpress 6/9(木) 6:10配信

 はじめまして。エグゼクティブ・コーチの和気香子(わき・きょうこ)です。経営者や起業家、そしてキャリアに対して(前向きに)悩む方にコーチングをしています。私が書いたことがきっかけになって、何でもいいから気づきを得て、小さなことでも良いので何か行動を起こしてもらえると幸いです。よろしくお願いします。

■ 「評価されたい」という気持ちで働いていた

 JBpressでコラムを執筆をするにあたって、いちばん最初に書きたいと思ったのは「自分が主役の人生を生きよう」ということです。

 「自分が主役の人生?  自分の人生なんだからそんなの当たり前だし、生きてるよ」と思われるかもしれません。

 ここで言う“自分が主役の人生”とは、「自分軸」で生きるということです。他人の評価や目を基準にするのが「他人軸」の人生です。一方、自分軸は「自分がどうしたいか、どうありたいか」を基準にします。「自分は他人軸で生きているのかもしれない」、と感じた方、いらっしゃるのではないでしょうか? 

 かく言う私も、他人軸で生きていたことがあります。私は子どもの頃から女優になるのが夢で、大学時代から女優の仕事を始めました。けれども挫折して、特にやりたいこともないままに留学し、帰国し、外資系企業やベンチャーキャピタルなど何社かに勤めた後、独立しました(このあたりの紆余曲折についてはまた書く機会があろうかと思います)。

 会社勤めをしていた頃は、仕事にも周りにも恵まれて、やりがいもあり、楽しく仕事に打ち込んでいました。だけど今ふり返ると、「上司や周りに評価されたい」という気持ちが強く、それを目指すあまりに「指示されたことを、迅速に、期待値を超えるであろう形でやり遂げる」ためだけの仕事のやり方になっていました。

 時には「なぜやるのか、どうしてこの方法を取るのか」などについて自分が心から納得してないことでも、ただただ評価されるために実行していたのです。

 こうした仕事のやり方で上司から「和気さん、優秀だね」と言われたこともあるし、自分でも悪くない部下だと自負していました。

 けれど、自らチームを率いるようになると、状況は一変します。「結果さえ出せば、やりたいようにやっていいよ」と言われて困ってしまったのです。「やりたいように」と言われても「やりたい」ことが良く分からなかったからです。

 自分が何を望んでいるのかを無視し続けて、上司や周りの人の評価といった他人軸で動きすぎたせいで、自分で考える力を失っていたのかもしれません。私は常に迷っていました。自分で自信を持って決断できることがほとんどないのです。

 上司や部下の意見を聞きながら仕事を進めましたが、うまくいっても自信は持てないし、うまくいかなければ自分を責めていました。そして、「これで評価が落ちてしまった」と想像して、どんどん自信を失ってしまいました。それまでは優秀な部下であり、プレイヤーだったはずなのに、無能な上司でリーダーになってしまったように思えてなりませんでした。

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最終更新:6/9(木) 6:10

JBpress

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