ここから本文です

物議をかもす「夫婦別姓」制度。あなたは賛成?反対?

R25 6/11(土) 7:01配信

現在、日本の法律では「夫婦別姓」が認められていません。しかし、近年「選択的夫婦別氏制度」という新しい制度の導入が検討され、さまざまな物議をかもしています。それに対して、ママたちのなかでも意見はまっぷたつ!「家族は同じ姓のほうがわかりやすい」「家族の一体感が失われる」という反対派の声が上がるいっぽうで、「苗字だけで壊れる家族ってどうなの?」「女性だけが姓を変える不便さを感じている」という賛成派の声も。そこで今回は、夫婦別姓をテーマに繰り広げられた白熱議論の一部をご紹介します!

●夫婦別姓に反対or賛成? それぞれの理由とは
夫婦別姓が認められず、さまざまな問題が起こっているのも事実。しかし、夫婦別姓によって家族の絆への影響を懸念しているママもいるようです。なかには、どちらもメリットデメリットがあって決めることができないという意見も。もし夫婦別姓がOKの世の中になったら、あなたはどうしますか?

【賛成派】
・喪失感がありました
結婚する際、夫の姓を名乗るのにものすごく勇気がいりました。区役所に婚姻届を出すのに、最後まで渋っていました。なんとも言えないような喪失感が消えなくて。夫の姓になれた喜びは、みじんもありませんでした。当時別姓が認められていれば、別姓を選択したと思います。

・元の姓で積み上げてきたものもある
仕事で通称を使っていたので、シーンによって名前を使い分けるのは慣れています。夫婦別姓がOKになったら、子どもの学校関係だけ夫と同じ姓を使うと思います。元の姓で積み上げてきた価値はさまざまなので、人によって違うと思います。

【反対派】
・なんだかややこしい
別姓が認められても同一の姓を名乗ります。夫婦別姓、子どもの姓がバラバラなんてややこしくて嫌です。別姓にしたい人の考えにふれることは多くありましたが、いまだに理解できたことがないです。

・母であり妻である立ち位置で社会と関わりたい
自分に限って言えば、仕事をしていないので別姓にする必要性がないですね。いつか働くにしても子どもの母であり、妻である立ち位置から社会と関わりたいので、むしろ家族全員同じ姓を希望します。

・家族というまとまりを感じられる
特殊なお仕事でどうしてもペンネームや通称などを使わなくてはいけないのなら、それは問題ないと思います。しかし、ごくありふれた家庭で別姓にする理由や必要性が感じられません。いろいろなことを考えると、同姓のほうが『家族』というまとまりがわかりやすいなと思います。

【どちらとも言えない派】
・世の中の流れに合わせます
現状では同姓を選択すると思います。仮に制度が認められても「まだまだ同姓が当たりまえ」という世の中で、あえて別姓にするほどのメリットがないので。でも別姓がある程度普及しているような世の中だったら、別姓にしたかもしれません。姓を変えると手続きがいろいろめんどうですし、夫と同姓を名乗ることにあこがれを感じるタイプではないので...。

・第三の姓が名乗れればいいのに
結婚したら「夫婦で新しい姓を名乗る」っていう選択肢もあればいいと思います。佐藤さんと田中さんが結婚して、新しく2人とも森口さんを名乗る。子どもの姓も森口。便宜上、夫の姓を名乗っているだけなのに、あと継ぎがどうとか言われるとイライラします。夫も妻も新しい姓になったら、手続きがめんどうで、あまり普及しないかな。

●想像してみよう。夫婦別姓が認められる世の中になったら
実際に夫婦別姓が認められたら、世の中は何がどのように変わるのでしょうか。性別、子どもの苗字、日本の伝統やしきたりなど、今までとは大きく変わってくる可能性があります。夫婦別姓に対するメリット、デメリットについて多角的な意見が集まりました。

・新たな問題につながる可能性
子どもが妻の姓を名乗って夫側の親戚にとやかく言われたり、きょうだいで「どっちの姓がよかった!」ってケンカしたり...問題は絶えないと思います。私は別姓が選べても統一します。自分の旧姓に思い入れもないし、苗字が変わるくらいで血のつながりが消えるわけではないので、どうせなら結婚後は"第3の新しい苗字"を名乗りたいなと思ったりします。

・もっと苦しむ女性が出てくるかも
田舎では、姓を残すことに重点を置いているところがあります。このため、男の赤ちゃんを産むのが必須。夫婦別姓ができるようになってしまうと、お嫁さんが男の赤ちゃんを産むまで姓を同じにしないという可能性が出てくるそうです。夫婦別姓の選択肢をつくってしまうと、苦しむ女性も出てくるかもしれませんよね。

・「嫁」や「婿」の概念がなくなる
別姓を取り入れることで「嫁」「婿」といった概念がなくなるのではないでしょうか。自立した2人が新しい家庭を築くかたちを示すことができます。そうすることで、両方の親を平等に扱うといった観念も夫婦間で得られると思います。また、日本の古来ゆかしき多くの苗字が、結婚や少子化などによって、どんどん消えていく現状にも歯止めがきくかもしれません。

さまざまな意見がありつつも、「夫婦別姓という選択肢が世の中にあってもいい」という賛成寄りの意見が多く見られました。夫婦別姓を受け入れてくれる環境や社会が成立すれば、選択する自由が増えることはむしろ喜ばしいことなのかも。まだまだむずかしい問題は山積みですが、近い将来夫婦別姓が認められる日が来るのかもしれませんね。


記事提供/『ウィメンズパーク』
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:6/11(土) 7:01

R25

記事提供社からのご案内(外部サイト)

R25[アールニジュウゴ]

リクルートホールディングス

特別号は随時発行。編集部の
お知らせなどで告知予定

0円

[特集テーマ]更新中!
・会社では学べない!ビジネスマン処世術
・お得に、スマートに、マネー得々大学院
・恰好いいパパに!オトコの子育て道場