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フランス白星発進を導いた“レスターの心臓” EURO初陣で示したプレミア王者のクオリティー

Football ZONE web 6/11(土) 15:01配信

仏紙がルーマニア戦を分析 カンテがチーム最多のボールタッチ数を記録

 ルーマニア相手に苦戦しながらも試合終了間際にFWディミトリ・パイェの劇的な一撃で、欧州選手権(EURO)開幕戦を2-1で勝利したフランス代表について、フランス紙「レキップ」がデータとともに分析記事を掲載。このゲームで最も多くのボールタッチをしたのが、レスター・シティで日本代表FW岡崎慎司とチームメートのMFエンゴロ・カンテだったと報じている。

フランスvsルーマニアの試合結果、EURO大会データ

 フランスはこの試合全体で64.1%のボールポゼッションであり、同紙はそれを「ルーマニアが低い守備ブロックを作ったため」と指摘している。そして、そのなかでも最も多くのボールタッチを記録したのがカンテの101回だったとしている。そして、決勝ゴールのパイェがそれに次ぐ92回であり、最低回数は後半20分に途中交代となったFWアントワーヌ・グリーズマンの30回だったという。

 ユベントスのMFポール・ポグバ、パリ・サンジェルマンのMFブレーズ・マテュイディと名門クラブで活躍する2人を両脇に、3ボランチの中央で先発フル出場したカンテは、最終ラインと前線をつなぐ役割を遂行した。それだけでなく、ルーマニアのカウンターに発展しそうな場面でボールを奪い取るプレーでもチームに貢献。まさに、今季“ミラクル・レスター”の心臓部として奇跡のプレミアリーグ制覇に貢献した姿そのままだった。

「待ち望んでいた」と初の大舞台で躍動

 カンテは同紙に対して「長い間、待ち望んでいた感情だった。このゲームは決して簡単ではなかったが、勝ち点3を稼いだことは重要なことだった。今日は自分の最大限の力を発揮しようとしたが、勝利につながってうれしい」とコメントしている。

 レスターでの活躍が認められて今年3月に代表デビューしたばかりのカンテは、初の大舞台となるこの開幕戦で、その実力をいかんなく発揮した。優勝候補にも挙げられる開催国フランスの中央で躍動するカンテが、代表チームにも栄冠をもたらすだけのクオリティーがあることを示した。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

最終更新:6/11(土) 15:01

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