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【新潟】先制点の起点になった松原。手倉森監督の前で復活示すも「アピールできていない」

SOCCER DIGEST Web 6/11(土) 22:35配信

「(相手の裏を)狙えない時のほうが多かったので、そこは反省しなきゃいけない」(松原)

 6月11日の大宮戦でリーグ戦初スタメンを飾ったDF松原健が、右膝外側半月板損傷の大怪我から順調な回復ぶりを印象づけた。

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 前節の仙台戦で後半途中からピッチへ立ち実戦復帰した松原は、5日のナビスコカップ・福岡戦でフル出場。積極的にサイドを駆け上がりクロスを供給した一方、守備面もそつなくこなし「復活」をアピールした。
 
 迎えた大宮戦でも右SBの先発に名を連ねると、開始4分にさっそく見せ場を作る。前線の端山豪の動き出しに合わせて、後方から正確な縦パスを供給。すると、DFを振り切った端山のクロスから成岡翔のゴールが生まれ、結果的に先制点の起点になった。
 
 その後も、右サイドの高い位置でボールを呼び込み攻撃をサポートする傍ら、素早い切り替えで守備もそつなくこなすなど攻守に安定したプレーを披露。公式戦2試合連続のフル出場で、前回の出場で掴んだ手応えをより確かなものにしたはずだ。
 
 本人は「狙いどおりにプレーできたけど、体力的にきつくてあまり(相手の裏を)狙えない時のほうが多かったので、そこは反省しなきゃいけないと思います」と謙遜するが、この日のプレーを見る限り、今後も新潟で右SBを任される可能性は高いだろう。
 
 そうなれば、逆転でのリオ五輪行きが見えてきても不思議はない。リーグ開幕前に全治3か月の怪我を負った時点で五輪出場は危ぶまれたが、風向きは変わりつつある。日本オリンピック委員会(JOC)へ提出する予定だった派遣選手リストの提出を「怪我人の回復具合などを待って決めたい」(霜田正浩技術委員)との理由で延期した事実も、メンバー入りへの後押しになり得る。
 
「(リオ行きへは)あんまりアピールできてないと思います。でも、自分のことよりチームの勝利のほうが大事なので、勝てて良かったです」(松原)
 
 果たして、この試合を視察に訪れていたU-23代表の手倉森誠監督の目に松原のプレーはどう映っただろうか。
 
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 

最終更新:6/14(火) 16:59

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