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映画『ヒメアノ~ル』でも怪演! 個性派俳優・ムロツヨシ

CREA WEB 6/11(土) 12:01配信

 今年シリーズ第3弾が放送される「勇者ヨシヒコ」シリーズやバラエティ「LIFE! ~人生に捧げるコント~」で知られる怪優ムロツヨシの魅力に迫る第2回。新作映画『ヒメアノ~ル』のほか、今後の目標について語ってくれた。

福田雄一監督との意外な出会い

――ムロツヨシさんのキャリアでいうと、「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督との出会いも大きかったと思うのですが、その経緯も教えてください。

 福田さんが演出していたドラマ「33分探偵」のプロデューサーさんのおかげで、誘拐犯役で出してもらったのがきっかけです。そのときは福田さん演出回ではなかったんですが、僕が誘拐する子供を演じたのが福田さんの息子さんだったんです。現場にいらした福田さんの奥さんが、なぜか僕をいい雰囲気の役者だと思ってくださったらしく、僕を福田さんに推してくれたんです。それで焼肉を食べに行って、いろいろお話をしたら福田さんが初監督する『大洗にも星はふるなり』のメインキャストの一人に入れてくださって。プロデューサーは「誰それ?」だったみたいですが……(笑)。

――ちなみに、本広監督と福田監督、それぞれ演出に大きな違いはありますか? 

 本広監督は僕がやったことに対して、「あり・なし」を判断して、もっと整理してくれる感じです。福田さんは台本という設計図を渡して、すべておまかせ、ほぼ放し飼いです(笑)。ただそれはいい意味で。2人の信頼関係を少しずつ築いてできたものの結果というか、福田監督の映像作品には『大洗にも星はふるなり』以降、たとえほぼ通行人に近い役でも、全部出ています。

小栗旬との出会い

――10年の小栗旬さんが初監督した『シュアリー・サムデイ』でも、鈴木亮平さんや綾野剛さんと一緒にメインキャストの一人に抜擢されるわけですが、小栗さんとの出会いは? 

『サマータイムマシン・ブルース』後、升さんから誘われたバーベキューに行ったら、小栗くんと同じ事務所の笠原秀幸くんがいて、その後に一緒に飲みに行ったら小栗くんがいたんです。ちょうど、彼が「救命病棟24時(第3シリーズ)」をやっていた時ですかね。それでその後、2、3回飲んだときに、「もし、映画を撮る夢が叶ったら出てほしい」と言われて。すごい男だと思います。5年後ぐらいにそれが実現してしまった。

――14年「新解釈・日本史」に続き、16年には「悪党たちは千里を走る」でドラマ主演を務めますが、それによって自身の意識は変わりましたか? 

「新解釈・日本史」の演出は福田さんだったこともあり、どこかファミリー感があり、背負うものというよりは、みんなで楽しいことをやるなか、「真ん中に立たせてもらって有難う」という感じでした。そう考えると、「悪党たちは千里を走る」は本当に責任がありましたし、生意気ですが、いろいろと意見させてもらって、僕の発言ひとつでここまで現場が動くこと、現場の雰囲気が変わることを知り、そして看板を背負うことの意味をしっかり考えさせてもらう、いい経験をさせてもらったと思っています。

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最終更新:6/11(土) 12:01

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