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土壇場で失点したイングランド、EURO初戦で痛恨ドロー 過去4分4敗の“鬼門”でまたも白星逃す

Football ZONE web 6/12(日) 6:48配信

後半ATにロシアに追いつかれ1-1 出場した過去8大会未勝利の初戦で勝てず

 欧州選手権(EURO)初優勝を狙うイングランドは11日(日本時間12日)、マルセイユのヴェロドローム・スタジアムでロシアと対戦し、後半アディショナルタイムに追いつかれるまさかの展開で1-1の引き分けに終わった。出場した過去8大会で一度も勝てなかった鬼門の初戦で、またも白星を逃した。

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 イングランドは地元メディアの予想通り、4-3-3システムを採用し、プレミアリーグ得点王のFWハリー・ケイン、FWラヒーム・スターリング、MFアダム・ララーナの3トップでスタート。躍進レスターで24得点を挙げたFWジェイミー・ヴァーディは起用されなかった。

 主将FWウェイン・ルーニーは左インサイドハーフとして出場。序盤から精度の高いサイドチェンジを連発するなど、チャンスメーカーとしての役割を担った。今季リーグ優勝争いを繰り広げたトットナムから5選手がスタメンに名を連ねた若き“スリーライオンズ”は、激しいプレスと両サイドからの畳みかけるような攻撃で主導権を握った。

 前半7分にルーニーのロングパスを受けた右サイドバックのDFカイル・ウォーカーがエリア内まで侵入。ラストパスを受けたララーナが左足で強烈なシュートを放ったが、ここはロシアGKイゴール・アキンフェエフが防いだ。イングランドはここから再三チャンスを作ったが、決定機でのシュートがことごとくGKの正面、あるいは枠を逸れるなどネットを揺らせず、試合はスコアレスのままゲーム終盤へと突入した。

ダイアーの直接FKで均衡を破ったが…

 後半26分には、ルーニーがゴール正面から放ったシュートをGKアキンフェエフが右手一本でのスーパーセーブを披露。流れはロシアに傾いたかに思われたが、それからわずか2分後にイングランドが試合を動かす。ゴールまで約20メートルの位置で直接FKを獲得すると、これを今季トットナムでブレークした22歳のMFエリック・ダイアーが直接叩き込み、均衡を破った。

 このままイングランドが勝利かと思われた後半アディショナルタイム2分、ロシアは執念を見せて同点に追いつく。左サイドのクロスからDFヴァシリ・ベレズツキーがヘディングで合わせて同点に追いついた。

 予選を10戦全勝で勝ち上がった充実のイングランドだったが、詰めの甘さを見せてのドロー発進。過去の出場8大会で4分4敗という相性の悪かったEURO初戦で、またも勝利を挙げることができなかった。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

最終更新:6/12(日) 7:35

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