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高速ハット達成の天才メッシが見せた粋な計らい ピッチ乱入で取り押さえられたバルササポーターに慈悲の心

Football ZONE web 6/12(日) 20:40配信

メッシユニ姿の男性が警備員に拘束されるも、優しいハグ

 コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)パナマ戦で25分間での電光石火のハットトリックを決めたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、行き過ぎた行動に出たファンに対しても器の大きさを見せた。試合後のピッチにバルセロナのユニホームを着て乱入したサポーターをハグし、サインする異例の対応を見せた。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 先月30日の国際親善試合で負傷した腰の影響、また自らの脱税疑惑でバルセロナ裁判所に出廷するなどコンディションが整わず大会初戦のチリ戦を欠場したメッシだが、現地時間10日の第2戦パナマ戦には後半16分から途中出場した。

 ピッチに入って7分後にラッキーな形で大会初得点を決めると、同33分には芸術的な直接FK弾で5万人を超える観衆の度肝を抜いた、そして同42分には真骨頂のドリブル突破からの切り返しで相手マーカーを翻弄し、ゴール左隅へと流し込み、悠々とハットトリックを達成した。

 圧倒的な存在感を放ったナンバー10の活躍に、開催地アメリカの熱心なファンはいてもたってもいられなかった。試合終了後、バルセロナのメッシのユニホームを着用した若い男性ファンがピッチ内に乱入した。この行動をスタジアムの警備員が看過するわけもなく、メッシに近寄る直前で押し倒された。

ユニホームにサインも

 しかし、この騒ぎを見てメッシは粋な計らいを見せた。自らファンに近寄りハグをしたかと思えば、何とユニホームにサインまでしたという。男性ファンは信じられないといった表情を浮かべながら、メッシとの一瞬の邂逅を終えた。

 男性ファンの行動は決してほめられたものではなく、主催者側は試合会場のセキュリティの甘さを露呈したとも言えるが、心優しきメッシはその寛大さで対応した。ウルグアイ国歌がチリ国歌と取り違えられるなど、運営面で様々なトラブルが起きているアメリカでの南米選手権だが、スーパースターの振る舞いに救われる格好となった。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

最終更新:6/12(日) 20:40

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