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EUROイングランド戦でのロシアサポーターの暴動をUEFAが厳罰へ 人種差別行為なども確認

Football ZONE web 6/12(日) 22:07配信

英BBC報じる 開幕戦で暴動の発端はロシア側の発煙筒持ち込み

 欧州選手権(EURO)フランス大会で国際問題に発展しているフーリガンの問題解決に向け、UEFAが動き出した。英国営放送「BBC」は、「ロシアがスタジアムでの暴力行為についてUEFAの徹底調査を受ける」と報じている。

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 問題が発生したのは現地時間11日に行われたイングランド対ロシアの一戦。マルセイユで行われたこのゲームではフーリガンの問題が多発。試合前にはマルセイユの街中で、ナイフを持ったロシアのフーリガンがイングランドサポーターを襲撃し、1人の男性が意識不明の重傷となっている。逮捕者も出るほどの騒ぎとなり、フランス国内は騒然としている。

 さらに、ロシアサポーターはスタジアム内でも暴動を起こした。会場のスタッド・ヴェロドロームの緩衝地帯を突破し、イングランドファンのエリアに侵入。暴行に加え、イングランドの国旗を破るなどの蛮行を繰り返した。このシーンはすでに映像でも確認されている。

 目撃者の証言によれば、そもそもの騒動の発端は試合終了間際にロシアサポーターが発煙筒に火をつけたことだという。

露閣僚が前言撤回 「間違った振る舞いした」

 こうした事態を受けてUEFAが動き出しており、ロシアサッカー協会を厳罰に処する準備を進めている。処分の対象として確認されているのは、ロシアサポーターによる「集団暴動」「人種差別的行為」「花火の打ち上げ」など、さまざまな問題が表面化している。

 FIFA高官でロシアのスポーツ大臣とサッカー協会を兼務するヴィタリー・ムトコ氏は、ロシアのニュースサイト「R-SPORT」に対して、「衝突などなかった。実際にここでの全ては問題ない。大袈裟なんだよ」と問題なしという見解を示していたが、国際社会からの批判の高まりを受けて、態度を180度転換。「われわれは間違った振る舞いをした」と猛省し、UEFAからの罰金処分を予測している。

 スタジアム内では被害者となったイングランドサッカー協会への処分はないとも伝えられている。テロの脅威なども懸念されるなかでの開催となった今回のEUROだが、フーリガンの暴力行為が4年に1度の祭典に暗い影を落としている。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

最終更新:6/12(日) 22:07

Football ZONE web

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