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ルーニーが白星発進のウェールズを警戒 ベイルは「世界で五指に入る選手」と大絶賛

Football ZONE web 6/12(日) 22:50配信

ウェールズのエースへの過度な警戒は禁物 「ベイルにダブルチームはやらない」

 イングランド代表の主将FWウェイン・ルーニーが、英国対決となる16日のウェールズ戦での意気込みを語っている。ウェールズには同国代表最高のスターと言われるレアル・マドリードのFWギャレス・ベイルが所属しているが、ルーニーは「ベイルにダブルチームをするようなことはしない」と、1人の選手への過度な警戒は危険だと警鐘を鳴らした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 イングランドは現地時間11日に行われた欧州選手権(EURO)の初戦でロシアと対戦。後半28分にトットナムMFエリック・ダイアーが直接FKを叩き込んで先制したが、後半アディショナルタイムに追いつかれて勝利を逃している。イングランドはこれでEUROでの開幕戦は通算5分4敗と、いまだに白星を挙げることができていない。

 スタートで躓いたイングランドに対し、ウェールズは役者が仕事を果たして好発進となった。スロバキアと対戦したウェールズは、前半10分にエースのベイルが強烈な直接FKを突き刺して先制。ベイルはEURO初参戦のウェールズにおいて、同大会で初めて得点を挙げた選手となった。一時同点とされるも、終盤に再び突き放して2-1で逃げ切り、同国の大会初勝利も手にしている。

 ルーニーはそのベイルについて「世界でも五指に入る選手」と認識しているものの、試合でベイルだけに意識を向けることはないと主張。ウェールズをチーム全体として警戒している。

「僕らは他の選手も止めなければいけない。ギャレス・ベイルだけに集中するわけにはいかないよ。彼にダブルチームをすることはないよ」

英国勢同士の対戦へ平常心を強調

 ベイルは爆発的なスピード、ドリブル、強烈な左足のシュート、さらにはヘディングの強さまでも備えている。1対1で止めることは難しい。だからといって、ルーニーはベイルに常時2人も3人もマークを付けて対応する余裕はないと主張している。ウェールズはアーセナルでプレーするMFアーロン・ラムジーやリバプール所属のMFジョー・アレンなど、各ポジションに実力者が顔を揃えている。決してベイルのワンマンチームではない。

 ルーニーは英国勢同士の直接対決へ、平常心で臨むと意気込んでいる。

「僕らは次の試合についてよく考えなければいけない。今日の試合(ロシア戦)と同じようにプレーする必要があるんだ」

 「サッカーの母国」としてワールドカップ優勝経験を持つイングランドだが、近年はメジャートーナメントで印象的な活躍がない。その一方でベイルらタレントが続々と登場しているウェールズは、昨年9月に史上初めてFIFAランキングでイングランドを抜くなど、躍進が続いている。現在の勢いではウェールズが上回るが、イングランドが意地を見せることはできるのだろうか。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

最終更新:6/12(日) 22:50

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