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車の運転は何歳まで? 60歳、75歳…当事者たちの意見

R25 6/13(月) 7:01配信

高齢化社会の到来により、にわかにクローズアップされるようになったのが、高齢ドライバーによる事故の危険性。「運転するのは何歳までにするべきか」という話題が、ネットで議論の対象となり、当事者たちからの声も寄せられている。

発端となったのは、Yahoo!ニュースで6月7日に公開された「高齢ドライバー500万人時代 免許返納いつ?悩む本人と家族」という記事だ。記事では、自動車免許を持つ75歳以上の人数が今年度中に500万人を超える勢いだと指摘。認知症患者が起こした事故、高齢者による死亡事故の発生件数、医師の見解などを紹介している。

ネットの質問サイトを見ると、高齢の家族の運転をやめさせたいと悩んでいる家族は多いようだ。Yahoo!知恵袋には、

「高齢の父親に車の運転を辞めさせたい」
「85歳のおじいちゃんがいます。 1つだけどうしてもおじいちゃんに辞めて欲しいのが『車の運転』です」
「実家の両親について相談です。父は78歳で車を運転します」

といった質問が多数寄せられている。現在、75歳以上が免許を更新する際は、記憶力や判断力を測定する「認知機能検査」を受けなくてはいけないが、検査はクリアしても、家族の了解を得られないケースはそこかしこにあるようだ。

Yahoo!では、上述の記事に基づき、ユーザに向けて「75歳以上になったら運転する?」というアンケートを行っており、「思う(75歳以上でまだ運転している)」が38.9%、「思わない(75歳以上ですでに運転をやめた)」が23.7%、「そのときにならないと分からない」が34.4%という結果になっている(6月9日18時時点)。

実際、議論の対象となっている高齢ドライバーの意見はどうなのだろうか? 記事のコメント欄には、「63才で免許証は返納しました、現在は自転車です、60歳以降は目も運動能力も、ガタ落ちです」
「66歳です。60歳以降の免許更新時に更新をしませんでした。思い切った決断でしたが、自分の能力減速には気付きにくい事、運転事故は他人を巻き込む危険があるので早々に決断しました」
「62歳ですがもう運転やめました。娘や孫に迷惑をかけて、一生償えない罪を負うことだけは避けたい」

など 高齢者としては比較的若い60代で「自分の限界を感じてやめた」という声がある一方、

「当方、64歳だ 一律に年齢で判断するなよ」
「私も80を超えていますが運転をしています。現役で働いています。
ハンドルを離す迄細心の注意を払っています」

と、高齢であっても現在も問題なく運転している、というコメントも寄せられている。また、

「運転してますよ! 田舎では必需品です。代わりの交通手段がありません」
「やめたくてもやめられない」

と、車が生活の基盤となっているとの意見も少なくない。

近年では免許を返納することより、タクシーやバスの運賃割引などの優遇措置を受けられる地域もあり、公的な身分証明書として使用可能な「運転経歴証明書」も存在する。これからさらに高齢化が進むだけに、この問題についてもっと真剣に語り合う時期に差し掛かっているようだ。
(金子則男)
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:6/13(月) 7:01

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