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「数字をよむ力」=計数感覚が、仕事を効率化する

ライフハッカー[日本版] 6/13(月) 22:10配信

たとえば、「クライアントからの評判はいいのに、会社は評価をしてくれない」、あるいは、「営業成績No.1になっても昇進させてもらえない」というような思いを抱いている人は決して少なくないはず。

しかし、その原因は「経営者と当人の計数感覚の不一致」なのだと主張するのは、『1%の人は実践している ムダな仕事をなくす数字をよむ技術』(前田康二郎著、クロスメディア・パブリッシング)の著者です。



“いくらクライアントからの評判がよくても、売上30万円の仕事に給与30万円の社員が1カ月張りついていたら、会社は評価をしてくれないでしょう。いくら営業成績No.1でも、売上至上主義にこだわっていたら、昇進する機会はなかなか得られないかもしれません。なぜなら「経営者はそのように考えていない」からです。(「まえがき」より)”



会社から高い評価を受けている人は、「会社の数字」というものをうまく自分の仕事に取り入れ、活かしているということ。そこで本書では、経営者の計数感覚と自分自身の計数感覚、両者を一致させるために必要なコツやノウハウが明かされているわけです。

ちなみに「会社の数字」に関しては、意識しておくべきポイントがあるようです。売上や利益だけに限らず、期日や勤務時間、スケジュール管理など、「数字」が入るものはすべて会社の数字だということ。その点を踏まえたうえで、第1章「『計数感覚』がある人とない人ではこんなに違う」を見てみたいと思います。

計数感覚を理解すると、とるべき行動がわかる

計数感覚とは、著者によれば「数字」と「行動」を関連づけて物事を正しく推察できる能力。そして重要なのは、「自分の計数感覚=他人の計数感覚」ではないと認識すること。

「あれなら大丈夫そうだろう」という上司の感覚と、上司の望む結果を出せなかった部下の感覚との間にズレがあった場合、上司は「自分の伝えたいことが伝わっていない」「自分と感覚を合わせてもらわないといけない」と思うもの。しかし上司の計数感覚は上司自身の経験を数値化したものであるため、人それぞれ感覚の基準が異なるわけです。

そこで感覚のずれを調整するために、上司は部下に対して「自分の計数感覚の基準」を明確に伝え、部下も、上司が是とする計数感覚の基準を理解したうえで仕事に取り組むべき。そうすれば、進捗確認などのコミュニケーションを円滑に進めることができるわけです。

たとえば、納期が一週間後の作業があったとき、上司と部下の感覚が同じであれば、上司からの「50%くらいやったところで一度見せてほしい」というリクエストどおりに報告が上がるはず。しかし、「50%」に対する感覚がずれていたら、30%の状態のものが出てくることになるかもしれないわけです。

そのような場合は「2日間作業をした時点で報告をしてくれますか?」と、より明確な数値基準を使えばいいのだとか。そして内容を見たとき、「もう50%くらいできているね」というように、自分の感覚を伝えていく。仕事をこうして数字に置き換えれば、計数感覚を共有できるようになるということ。(12ページより)

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最終更新:6/13(月) 22:10

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