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【MLB】イチローの日米通算安打数はピート・ローズの記録と比較可能か? 米番組でも議論

ベースボールチャンネル 6/15(水) 9:30配信

どちらにしてもリスペクトを損なう問い

 イチローは6月13日のパドレス戦で4打数3安打、日米通算ヒット数を4255本とし、メジャーリーグ史上トップのピート・ローズの記録4256本にあと「1本」と迫った。

 しかし日米の数字を合計することに意味があるのか、この比較は妥当なのか、以前から多くの記者や評論家が議論してきた。

 ESPNの野球解説者バスター・オルニー氏が司会を務めるESPNポッドキャスト「Baseball Tonight with Buster Olney」で、翌日(14日)新たにこのテーマが取り上げられた。
 番組での話し相手は同じくESPNのジェイソン・スターク氏だった。

 まずオルニー氏が切り出した。
“Jason, when he [Ichiro] signed with the Marlins, I thought there was no chance he was going to be able to play enough to get to 3000 hits, but that is now a fait accompli.”
「イチローがマーリンズと契約したとき、私はこう思った。『イチローが3000本安打に到達するだけプレーする機会が与えられることはまずないだろう』と。しかし到達はすでに時間の問題となっている」

 そしてこう続けた。

「ピート・ローズの記録との比較に関する議論は、実は大嫌いだ。というのも、どう答えてもどちらかの選手に失礼な答えになる。でも、同時に、必ず盛り返してくる議論であることも事実だ」

 オルニー氏の発言を受け、ジェイソン・スターク氏は、『USA Today』誌に掲載されたボブ・ナイチンゲール氏の記事の、ピート・ローズが「日本人は、次はイチローの高校時代のヒット数も足すつもりか」という発言に触れ、「(ローズには)いい加減にしてくれと言いたい」と不快感を示した上で、以下のように感想を話した。

「日本から来たピッチャーを少し考えればすぐにわかることです。野茂、ダルビッシュ、松坂、岩隈、黒田、上原……日本のピッチャーのレベルは相当なもの。イチローはこういう投手たちからヒットを打ってきた。メジャーリーグでないことは認めますが、ウィリアムズポート(マイナーチームの本拠地)でないことも確かだ」

 そして、「ピート・ローズが新記録を達成したときは、『この偉大なる記録は永遠に破られない。この数字に誰かが近づくこともないだろう。』とみな言っていたが、今日、現実にこれが破られる瞬間を我々は目の前にしている。これは祝福に値するイベントであることは間違いない」と付け加えた。

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最終更新:6/22(水) 10:46

ベースボールチャンネル

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