ここから本文です

プレミア得点王のCKキッカー担当に波紋… 代表同僚は「特例」として支持

Football ZONE web 6/15(水) 7:40配信

ウィルシャーが支持した“キッカー”ケイン

 トットナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、現地時間11日に行われた欧州選手権(EURO)ロシア戦(1-1)でCKのキッカーを務めたが、これが英国内で大きな議論の対象となっている。

【全選手写真付き】英メディア選出のEURO2016“新米”ベストイレブン

 ケインはロシア戦で計7本のCKキッカーを担当した。しかし、そこから得点は生まれず、イングランドの得点はMFエリック・ダイアーが前半28分に決めた直接FKの1点のみだった。元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、点取り屋のケインがCKのキッカーを務めたことについて「奇妙だ」と語り、ロイ・ホジソン監督の判断を批判するなどイングランド国内では大きな波紋が広がっている。

 しかし、この一件についてイングランド代表の同僚が反論している。ロシア戦でも途中出場した同僚のアーセナルMFジャック・ウィルシャーは、プレミアリーグ得点王のケインがセットプレーに関して「スペシャルなテクニック」を持っていると絶賛。「特例」にすべきと持論を展開した。英地元紙「デイリー・ミラー」がウィルシャーのコメントを報じた。
 
「彼はフリーキック(FK)をたくさん練習している。彼はスペシャルなFKを蹴ることができる。どんなところからも蹴れるテクニックを持っているんだ。それができる選手は多くないよ。彼はCKでも同じように蹴れる。彼にはボックス内にいてほしいと言う人がいるとの話を聞いたけど、僕は彼がキッカーを務めるのに十分な実力を持っていると思う」

批判が高まるホジソン采配

 主将のFWウェイン・ルーニーのように精度の高いキックを持つキッカー候補は他にも考えられるが、ウィルシャーはケインのキッカーとしての能力に一目置いている。CKや直接狙うには難しい位置でのFKでは、背の高い選手はターゲットとしてゴール前にポジションを取ることが多い。身長188センチと長身のケインについてもゴール前で得点を狙う方が対戦相手の脅威になれそうだが、ウィルシャーはケインは「特例」として考えているようだ。

「彼が、実力通りにいいボールを蹴ることができれば、僕らにはエリア内で競り勝てるビッグな選手が他にもたくさんいる。スペシャルなテクニックを持つ選手がいるなら、特別扱いでもいいと思うよ」

 ケインはロシア戦で低調なパフォーマンスに終始した。終了間際の失点でドロー発進となったことで、レスターFWジェイミー・ヴァーディを起用しなかったことや、中盤で奮闘したルーニーを途中交代させたことについてなど、ロイ・ホジソン監督の采配には批判が噴出している。波紋を呼んだキッカー問題も含め、指揮官は次戦でどのような采配を振るうのだろうか。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/15(水) 7:40

Football ZONE web

Yahoo!ニュースからのお知らせ