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お金持ちの習慣をマネしても決してお金持ちにはなれない理由

ライフハッカー[日本版] 6/15(水) 21:10配信

あなたは、世界的な投資家であるウォーレン・バフェット氏が毎日実践していることや、実業家のイーロン・マスク氏が朝必ず食べているもの、あるいは、お金持ちが持っていて貧乏人が持っていない「ある特質」に関する記事を読んだことがあるかもしれません。こうした内容はたしかに興味深いものばかりです。とはいえ、いくら成功者の習慣を学んだからといって、あなたが成功者になれるわけではありません。むしろ成功から遠ざかってしまう危険さえあります。

因果関係、相関関係の問題

たとえば、お金持ちはこんな習慣を実践していたりします。


*早起きする。
*ToDoリストをつくる。
*知人の誕生日に電話する。
*ネットワーキングを積極的に行う。
*本をたくさん読む。


どれも素晴らしい習慣ばかりです。しかし、こうした習慣を実践すればお金持ちになれるかのように言うのは、拡大解釈が過ぎるというものです。

もっと悪いことに、ほとんどの場合、因果関係が逆に説明されています。すでにお金持ちになっているからこそ、早起きして好きなことをする時間を持つなどの自由な行動がとれるといえます。

お金持ちや成功者の習慣がどんなものか知りたいという純粋な興味で読んでいるなら話は別です。米ライフハッカーでもクリエイティブな著名人たちの日課を紹介してきました。彼らの日常は実に興味深いですよね! また、成功者の習慣を知ることでモチベーションが高まることはあるでしょう。

しかし、お金持ちの習慣をマネすればお金持ちになれるかのように言うのは間違いであり、無益なことです。ある習慣を持っていることと、お金持ちになることの間には、何の因果関係もありません。それどころか、相関関係すらない場合もあります。知り合いの誕生日に電話をかけるのを習慣にしている貧乏な人もたくさんいるのです

パーソナル・ファイナンスはパーソナル なものである

結局、こうした記事はすべて、リッチな成功者やシリコンバレーの投資家と同じことをすれば、あなたもお金持ちになれると言っているのです。もちろん、お金を扱う上で習慣は大事なものです。ルールもそうでしょう。しかし、パーソナル・ファイナンスは誰かの習慣やルールをコピーすることではありません。あなた自身に必要なものが何かを理解し、それを実行に移すことなのです。

これをすればお金持ちや成功者になれる、みたいな言い方をされると、成功するために本当に必要なこと、すなわち「臨機応変に対応する能力」が脇に追いやられてしまいます。私は、クリス・ガールボー氏がSmart Passive Income podcastで語っている次のエピソードが好きです。


“有名なビジネスリーダーたちはこんな習慣を持っている、みたいな記事をよく見かけるよね。「ウォーレン・バフェットは毎日こうしてるよ、君もやってごらん。ウォーレン・バフェットみたいになれるから」というわけだ。でも、こんなのまったくのデタラメだよ。ほとんどの人は彼らが持っているようなリソースを持っていないんだから。僕たちは言うことを聞いてくれる部下を何万人も持っているわけじゃない。僕たちはウォーレン・バフェットみたいに何十億ドルというお金を持っているわけでもない。だから単純に、「ウォーレン・バフェットがうまくいっているのはなぜか? マーク・ザッカーバーグがうまくいっているのはなぜか?」と問いかけても無意味なんだよ。「僕たちがうまくいくにはどうすればいいか?」と問いかけるべきなんだ。”


良い習慣を取り入れてはいけないとは言っていません。お金持ちがやっているように、誰かの誕生日に電話をかけたり、早起きしたりしてはいけないという意味ではないのです。これらの習慣を実践すれば、幸福度や生産性が向上することもあるでしょう。ただ、やみくもにお金持ちの習慣をまねしたところで、あなたがお金持ちになれる保証はどこにもないと言っているのです。もしそれほど事が単純なら、私たちはみな、お金持ちになっています。そうではなく、自分自身が置かれている状況にいかにうまく対応するかを学ぶことが、成功する一番の近道なのです。

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最終更新:6/15(水) 21:10

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