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確定申告酒場に行ってわかった!確定申告で得する裏技

ライフハッカー[日本版] 6/15(水) 22:10配信

もとは戦後の闇市だった新宿ゴールデン街。さまざまな文化人にもファンが多く、ひと昔前までは映画や出版関係者などの業界人が多く集まる場所でしたが、現在は、年代をこえて幅広いジャンルのビジネスマンにも親しまれています。

そんな通りの一角で、現役税理士がバーのマスターを務める「確定申告酒場」という変わったイベントが開催されるとのことで、訪れてみました。
ということで、今回お話を伺ったのは、イベントを主催する税理士の高橋創さんです。

納税者、税理士、国の3者が得する試みが「確定申告居酒場」

高橋:イメージは、税理士のアンテナショップなんです。税理士というとお堅いイメージがあるようですので、それを払拭するという意味で「酒場」という形をとりました。

確定申告時期が近づくと、最寄りの自治体では確定申告相談窓口が開かれると思います。もちろん開催されるのは、平日の日中が主体ですよね。でも実際の顧客は日中忙しいのが普通ですから、夜や週末に相談できる場を作りたかった。

それに、税金の仕組みって非常に複雑で敬遠する人も多いですし、いざ確定申告しようとするときも、どの税理士に頼んだらいいかわからない場合が多いようです。だから、気軽に相談できる場を作りたいと思ったのが一番の目的ですね。


── 開催して5年目とのことですが、途中1年間休んでいたそうですね?

高橋:開催当初、めずらしい試みということで、新聞や雑誌などの多くのメディアで取り上げられたのですが、実は税理士業界の諸先輩方からお叱りを受けまして。イベントで水着の女の子にPRをさせたら取材すると某媒体がいうので、そんな半ば冗談みたいなことを実現させて実際に記事になったら、「品位がない」と(笑)。至極真っ当なご意見ですよね。少々やりすぎました。ちょうど震災後の年でもあり、1年ほど自粛していました。

── さまざまな媒体に取り上げられた結果、反響はいかがでしたか?

高橋:フリーランスの方や夜のお仕事の方はもちろん、会社員として働きながら、たとえば休日や夜に仕事をして収入を得ているという人が相談に来るケースが増えましたね。申告書の書き方を教えてほしいと用紙を持ち込む人もいます。もちろん、相談を受けるときは、僕はお酒を飲みません。

多くの場合、周囲に税理士の知り合いがいるとも限りませんし、一見で税理士に相談するとなるとやはり誰に頼めばいいかわからないのが現状でしょう。バーで対面ならば敷居が下がって納税者も相談しやすくなるし、埋もれていた税収が国政に生かされるし、税理士としても商売の幅が広がるので、実は3者ウインウインの試みなんですよ。

── 確かにツテがなかったら、誰に頼んだらいいか困りますね。周囲のフリーランスも確定申告前になると憂鬱になったり、ぎりぎりまで対応に追われたりするパターンがありがちです。でもどんなに時間がなくても、税理士に依頼しないケースが多いのはなぜでしょうか。

高橋:クラウドの会計ソフトなど、ご自身で確定申告をするためのツールも増えているということもありますが、やはり会ったこともない税理士に自分の財布を預けることに抵抗がある人は多いでしょう。そもそも、税理士と、税金を支払う人の接点があまりないからそういうことが起きるのです。それは国にとっても、納税者にとっても、税理士にとっても不幸なことですよね。

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最終更新:6/15(水) 22:10

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