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シュート10本乱れ打ちも格下に不発のC・ロナウド 「氷漬けにされた」と英メディアが酷評

Football ZONE web 6/15(水) 12:23配信

アイスランドに想定外の1-1ドロー 憤りのジェスチャーも飛び出す

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)にとって、欧州選手権(EURO)初戦は完全に不発の一戦となった。自身もシュート10本を乱れ打ちも、決定機を生かせず不発。チームも格下と見られたアイスランド相手にまさかの1-1ドローに終わったが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「アイスランドに“氷漬け”にされた」と酷評している。

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 試合は前半3分に、カウンターからアイスランドMFギルフィ・シグルズソン(スウォンジー)に際どいシュートを許したが、その後はポルトガルが圧倒的にボールを支配した。そして同31分には右サイドの崩しからMFアンドレ・ゴメス(バレンシア)がラストパスを送ると、FWナニ(フェネルバフチェ)が先制点をゲット。1点リードとはいえ、アイスランドを自陣に釘付けにする場面が続き、前半終了時点では余裕の白星発進になるかと思われた。

 しかし、流れが変わったのは後半5分のことだった。アイスランドのゴールキックから右サイドでボールをつながれると、MFベルグ・グズムンドソン(チャールトン)の左足クロスからMFビルキル・ビャルナソン(バーゼル)がファーサイドに走り込み、右足ボレーで合わせて1-1の同点となった。

 必死の粘りを見せるアイスランドに対して、ポルトガルは焦りを隠せなかった。同10分にはチームメートに対してロナウドが“落ち着け!”といったジェスチャーをしながらもフラストレーションを溜めた表情を浮かべた。ロナウド自身もこの日だけで10本ものシュートを放ちながら、試合終盤に放ったヘディングシュートがGKハルドールソンに防がれるなど不発。今季レアルで48試合51得点を決めたゴールマシンが決定力不足に苦しんだ。

“極楽のグループ”で暗雲が漂う

 ポルトガルは大会前最後のテストマッチだったエストニア戦で7-0の大勝を飾るなど、国民の期待を大きく受けていた。だが、フタを開けてみれば、完全なアウトサイダーと見られた相手にまさかのドロー発進。スカイは「ロナウドとポルトガルはアイスランドに“氷漬け”にされた」とのタイトルで、今大会初戦で最大の波乱になったことを報じている。

 スペイン地元紙「AS」は「アイスランド噴火」との見出しで特集。「アイスランドは歴史的なドローを勝ち取り、ポルトガルとクリスティアーノ・ロナウドはサンテティエンヌでフラストレーションを募らせる」と特集。アイスランドの歴史的ドローを讃えている。

 グループFはポルトガル1強との前評判があったものの、本命がまさかのドロー。そしてハンガリーが本大会で44年ぶりに勝利を挙げるなど、風雲急を告げている。オーストリア、ハンガリー、アイスランドと同組で「極楽のグループ」と目されていたポルトガルは、スタートダッシュでつまずいた。現地時間18日の第2戦でハンガリーに敗れたオーストリアと対戦する。ロナウドをはじめとしたタレント軍団は、いきなり訪れた苦境を跳ね返せるだろうか。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/15(水) 12:23

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