ここから本文です

ポルトガル攻め切れず……アイスランドはメジャー大会デビュー戦で勝点1奪取!

SOCCER DIGEST Web 6/15(水) 6:10配信

攻撃は機能したポルトガルだが、次の1点は遠かった…。

 6月14日(現地時間)、EURO2016のグループステージで、ポルトガルは1‐1でアイスランドと引き分け。白星発進はならなかった。
 
 C・ロナウドを擁して悲願の初優勝を狙うポルトガルと、メジャー大会初登場のアイスランドの対峙ということで、前者の圧倒的有利が予想されていたが(過去2度の対戦でもポルトガルが勝利)、最初に決定機を得たのはアイスランドだった。
 
 3分、右サイドからシグルドソンが抜け出し、DF1人を切り返しでかわしてシュートを放つ。これはGKルイ・パトリシオにセーブされるも、いきなりポルトガルに冷や汗をかかせた。
 
 その後はポルトガルがボールを保持し、相手陣内で多くの時間を過ごすが、アイスランドは予選で失点6(全10試合)という堅守ぶりを発揮し、守備ブロックを形成してポルトガルの効果的な攻撃を許さない。
 
 しかし、ポルトガルは時間とともに、アンカーのダニーロを除く中盤より前の選手たちが頻繁にポジションを入れ替えるとともに、ボールを左右に広く回してアイスランドを振り回し、チャンスを作れるようになる。
 
 18分には右SBのヴィエイリーニャが中に切れ込んで強烈なミドルを放ち、21分にはC・ロナウドのクロスをナニが頭で合わせるが、これはいずれもGKハルドールソンの好セーブに阻まれた。
 
 攻め続け、シュート数も増えていくポルトガル。そして31分に、右サイドを攻略し、抜け出したA・ゴメスがグラウンダーのクロスを入れると、ナニが詰めて先制ゴールを奪う。
 
 アイスランドは動きが後手に回ることが多くなり、相手に対する寄せが甘くなった結果、序盤のような効果的な守備、そして奪ってからの素早い攻撃も見られなくなった。
 
 後半も開始直後からポルトガルが攻勢に立ち、パスワークと個人の突破から再三アイスランド・ゴールに迫る。48分には、こぼれ球に反応したC・ロナウドの豪快なボレーシュートも見られた。
 
 しかし50分、反撃に転じたアイスランドは、右からのクロスをB・ビャルナソンがフリーでダイレクトボレーをポルトガル・ゴールに叩き込み、試合を振り出しに戻した。
 
 その後もポルトガルの攻勢は続くが、アイスランドも序盤のような堅く厳しい守備を取り戻す。
 
 そんななかでも、個々の技術が高いポルトガルは、相手の意表を突くプレーを織り交ぜながら、狭いところでもボールを繋いでチャンスに結び付ける。
 
 一方、アイスランドは時折、スピーディーなパスワークとグンナールソンのロングスローを駆使して、ポルトガルDF陣を慌てさせた。
 
 ポルトガルは71分に期待の18歳、サンチェスを、76分にはカレスマを投入して追加点を取ろうとするが、フィニッシュまでは再三持ち込むも、ゴールネットを揺するまでには至らない。
 
 3人目の交代枠としてエデルが登場した直後の84分、ポルトガルはナニのクロスをC・ロナウドがヘッドで合わせるもGK正面。すると返す刀でアイスランドは、交代出場のフィンボガソンが右から切れ込んで強烈なシュートを放つが、これもGK正面に飛んだ。
 
 互いに譲らぬ一戦は、最後にC・ロナウドがFKを壁に当てて終了した。
 
 大部分の時間帯で試合を支配しながら、次の1点が奪えなかったポルトガル。強国相手にも臆することなく立ち向かい、失点を1に止め、ゴールも奪ったアイスランド。同じ勝点1でも、その価値は大きく異なることだろう。

【フォーメーション図】ポルトガル 1-1 アイスランド

最終更新:6/15(水) 9:47

SOCCER DIGEST Web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。