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英露サポーターの再衝突回避へ厳戒態勢 アルコールの販売禁止、警官4000人の追加配備を発表

Football ZONE web 6/15(水) 23:58配信

ロシア戦が行われるリールでは350店舗のバーも営業せず

 フランスで開催中の欧州選手権(EURO)で、イングランドとロシアのサポーターによる再衝突を防ぐために、開催地では厳戒態勢を強いている。フランス当局は現地時間15日に予定されているロシア対スロバキア、16日に行われるイングランド対ウェールズの2試合に向けて、スタジアムや周囲でのアルコール販売を禁止。さらにリールの街に警官を4000人追加配備すると発表した。英国営放送「BBC」が報じている。

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 EURO開幕から2日目の現地時間11日に行われたイングランド対ロシアの一戦では、試合会場のあるマルセイユでは街中でもスタジアム内でも、両チームのサポーターによる激しい暴動が発生。マルセイユ市街では機動隊が出動し、催涙ガスや放水車によって事態の鎮圧を図った。1人のイングランド人男性が意識不明の重体となったほか、その他にも多くの負傷者や逮捕者が出るなど社会問題となっていた。

 事態を重く見た欧州サッカー連盟(UEFA)は、両国に対して新たに暴動が発生した場合は失格処分もあり得ると警告を発していた。

 そしてフランス当局も対策を講じている。フランス北部の街リールでは、14日の午後6時から17日の朝6時まで、アルコールの販売を禁止。350店舗ある地元のバーも、ロシア戦が行われる15日から試合当日の16日は店をオープンしないことになっている。

英国対決が行われるランスの街も近く

 リールはロシア対スロバキア戦の試合会場となるスタッド・ピエール=モーロワがあるだけでなく、イングランド対ウェールズの英国対決が行われるランスの街も近いため、多くのサポーターが集結している。アルコールの販売を禁止しただけでなく、警官4000人を追加配備するなど厳戒態勢を敷いている。

 また、試合のチケットを持たずに現地へ向かおうとしているファンに対しては、渡航を控えるように通達しているという。暴徒と化した一部のサポーターによって、フランスの街はものものしい空気に包まれている。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/15(水) 23:58

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