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実力よりもまずコネ? 起業して食っていける人の特徴

ライフハッカー[日本版] 6/16(木) 19:10配信

起業のすばらしさを強調し、「起業するべきだ」とビジネスパーソンを焚きつける記述を多く見かけます。でも、本当に“起業すれば、それだけでいい“のでしょうか? 起業しさえすれば、すべてがうまくいくのでしょうか? 『1万人を見てわかった 起業して食える人・食えない人』(松尾昭仁著、日本実業出版社)の著者によれば、残念ながらそうともいえないようです。


“出鼻をくじくようで心苦しいのですが、独立して成功して食べていくのはそう簡単ではありません。多くの人が起業して成功しようと努力しますが、その大半は夢の途中で挫折する結果となります。(「はじめに」より)”


ここまで断言できるのは、経営コンサルタント、セミナー講師として、1万人以上の起業家及び起業家予備軍と接してきた実績が著者にはあるから。その過程においては成功者だけでなく、うまくいかなかった人もたくさん見てきたというわけです。

では、起業して食べていける人と失敗している人には、どのような差があるのでしょうか? もちろん、業界・業種、時流、戦略、商材・サービス、個人の能力などさまざまな要因が考えられるでしょう。しかし、起業がうまくいかない最大の理由は、サラリーマン時代の思考と行動原理を引きずったまま行動してしまうことにあると著者は分析しています。

逆にいえば、起業で成功するためには、「起業家の思考と行動原則」を身につける必要があるということ。そこで本書では、著者が見てきたケーススタディをベースとしながら、起業に成功する人が「必ずやっていること」「やらないこと」を示し、起業家体質の人の思考や行動パターンを紹介しているわけです。

第1章「起業して食える人の『思考法』」から、いくつかをピックアップしてみたいと思います。

食える人は「直感で答えを出して行動する」

なにか新しいことをはじめようというとき、理詰めで考えると、どうしてもリスクばかりに目が向いてしまうもの。しかし、そもそもリスクがあるのは当然なのだと著者は主張しています。新規事業にしても起業にしても、新しい事は誰もやったことがないわけですから、当然といえば当然の話。それにリスクがあるからこそ、参入障壁が高く、ビジネスチャンスも大きい。つまり考え方によっては、「リスクをすべて受け止めたうえで、あえてやる」ことが必要な場合もあるわけです。

しかし、うまくいかない起業家は、判断を先延ばしにする傾向があるのだそうです。だから、リスクばかりが気になってしまうわけです。たとえば、合格率数%といわれる司法書士試験を受けようとするとき、こういうタイプは「一生懸命勉強して受からなかったらどうしよう」とリスクばかりを考えてしまうもの。

しかし、成功する起業家は、「難関資格といっても、毎年800人近くは受かっている。本気で勉強していない人も多いだろうから、死ぬ気でやればなんとかなるはず」と、逆に発想をし、翌日からさっそく勉強をはじめるというのです。


“このように直感で判断できる人は、リスクよりもリターンや可能性に着目するので、行動も早いし、結果も出やすいのです。(32ページより)”


もちろんヤマ勘では話にならないので、「自分で判断し、行動に移す」ことを繰り返すことは重要。そうすることで、「こうすればうまくいく」「こういうときはうまくいかない」という経験値を得ることが可能になるわけです。そして、そのような経験に裏づけされた直感は、精度も高くなっていくといいます。

これから起業しようという人は、他人からいわれたとおりに行動するのではなく、自分の頭で判断し、すばやい行動を心がけることが大切。そうした習慣が身につけば、直感で答えを出せるようになるそうです。(30ページより)

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最終更新:6/16(木) 19:10

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