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悪習慣を断つには、極端な対策を

ライフハッカー[日本版] 6/16(木) 20:10配信

Crew blog:私には、苦手なことがたくさんあります。

1日でたくさんのことを終わらせる、

定期的にトレーニングする、

クローゼットをきれいに保つ

などはその一例です。

もっと上手になりたいと思いますが、どんなに望んでも、変化には困難が伴います。それが苦手なことの場合はなおさらです。

あなたの変化を嫌って、さまざまな力が働きます。脳は変わりたくありません。身体も変わりたくありません。世界も変わりたくありません。

私は、苦手なことは克服が必要だと自分に言い聞かせ、自分の望むレベルにまで改善できるようなアクションを、できるだけすぐに起こすようにしています。

たとえば、ふと気づくと私の1日のToDoリストには、10個以上の項目が並んでいます。とても1日でできる量ではなく、せいぜい3つもできればいい方です。そのため、毎日の終わりには、十分にタスクを終えられなかったことに不安を感じてしまいます。

対策として、1日のToDoリストには最大5項目までと決めました。これはなかなかいいアイデアでした。1日に5つのタスクというのは、妥当に感じられたのです。それで私は、こう自画自賛していたものです。「素晴らしい。問題を自ら発見して、具体的かつ管理可能な改善アクションを提案した。やればできるじゃないか」と。

いい気持ちでした。

でも、そんな気持ちは2日しか続きませんでした。それ以降、リストが日に日に長くなっていったのです。1週間もすると、けっきょく元の木阿弥。ToDoリストには、またしても10以上の項目が並んでいたのです。

それ以降、ToDoに関する改善を試みるたびに、いつも同じサイクルの繰り返しになってしまいました。

堂々巡りで、抜け出すことができない。

そう思ったときに、ようやく気が付きました。私が変わろうとすること自体、数ある苦手なことの1つだったのだと。

180度変わっちゃおう

先日、こんな記事を読みました。ウェブ音楽販売大手「CD Baby」創設者でライターでもあるDerek Sivers氏が書いた記事です。これによると、私たちが変化に失敗するのは、やり方が不十分だからだそう。

Sivers氏は、シーソーを比喩に用いて説明しています。

何かを変えたいと思ったとき、レンガはすべてシーソーの左側にあります。

ToDoから数項目を減らすといった、ほんの小さな変化を起こしたとき、レンガが1つ、シーソーの右側に移動します。気分はいくらかよくなるかもしれませんが、バランスが変わることはありません。

残念ながら、このような小さな改善では、あなたの一生の考え方や行動に変化を起こすことはできません。

習慣を変えることは困難です。なぜなら習慣とは、抵抗が最小の経路だから。そして、私たちの脳は常に、抵抗が最小の経路を好みます。何であれ、私たちはシンプルなことを望み、習慣は考える必要がないのでシンプルです。このようにして、列車が線路に沿って走るように、私たちはただ習慣に従うことになるのです。

列車が線路を変更するのを見たことはありますか? それは、非常に時間がかかる作業です。まず、列車は停止しなければなりません。そして、何度か前後に行き来します。係員が、手動でポイントを切り替えます。これでようやく、線路の変更が終了します。脳内で習慣を変えるのも、これと同じだけの手間がかかります。

自分のやり方を根本的に改善したいなら、極端にならなければならないとSivers氏は言います。1つだけでなく、すべてのレンガをシーソーの右側に移動しなければなりません。

ここまでやると、やり過ぎたと思うでしょう。これまでと正反対を向いてしまったと。

しかし、実際は均一になったにすぎません。

極端になっても、昔の考え方の影響は消えません。けっきょく、シーソーの左右に同じ数のレンガが乗っている状態になるでしょう。

それまで私が挑戦してきた改善方法は、レンガを1つ移動していただけでした。

「管理できる」アクションを目指すあまり、自分が必要だと思う程度の改善しかもたらさないアクションで満足してしまっていたのです。それではわずかな改善しか得られず、長期的な変化には不十分でした。

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最終更新:6/16(木) 20:10

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