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レバンドフスキの悲劇再び? ドルトが契約延長拒否の10番売却に応じず、来夏ゼロ円で流出か

Football ZONE web 6/16(木) 17:34配信

ムヒタリアンとの契約延長交渉は決裂も、今夏に噂のマンUなどへ放出せず

 ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、2017年6月で契約満了となるアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンがクラブとの契約延長に応じない事実を公表。今季売却すれば移籍金を獲得できるが、アシスト王の流出をブロックし、来季ゼロ円で放出する方針を明らかにした。14年夏にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキを、バイエルン・ミュンヘンに契約満了で放出した悲劇再び、となりそうだ。ドイツ地元紙「ビルト」が報じている。

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 すでにドルトムントは今オフ、主将のドイツ代表DFマッツ・フンメルスがバイエルンへ、司令塔イルカイ・ギュンドアンがマンチェスター・シティへと移籍することが決まっている。さらに今季公式戦52試合で23得点32アシストと大爆発したブンデスリーガの“アシスト王”ムヒタリアンも、マンチェスター・ユナイテッドが2400万ユーロ(約29億円)で獲得のオファーを出しているとレポートされている。

 チーム得点王のガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンとともに去就が注目されるムヒタリアンだが、クラブ首脳がオファーを認めつつも悲しい現実を伝えた。

「我々は4カ月間、ヘンリク・ムヒタリアンと新しい契約交渉を進めてきた。我々は今、彼が契約にサインしないことを悟った。クラブ内部で序盤の移籍市場について激しい議論を交わしたが、来季ドルトムントにムヒタリアンは残留するという結論にたどり着いた」

 ヴァツケ氏はこう語った。契約期間の残る今夏に売却せず、1年後に移籍金ゼロでプレーメーカーと離別することを覚悟した。

ムヒタリアンの代理人はクラブ幹部を批判

 一方、ムヒタリアンの代理人ミノ・ライオラ氏は、この結論についてドルトムント側の変心と批判している。

「BVB幹部は数カ月前に、ミキにこの夏に移籍してもいいと約束していた。ドルトムントには正式なオファーが届いた。だが、BVBのボスたちはチームのファンを恐れている。突然、次の夏に移籍金ゼロで移籍しなければいけないと伝えてきた。マネジメントとしては最悪だ」

 すでに主将らエース級の実力者を放出する一方、将来を見据えた若手を次々に獲得している。今季2位とV字回復を遂げたドルトムントだが、これ以上実力者がいなくなれば、来季一気に低迷する可能性もある。クラブ幹部は、サポーターの憤怒を恐れているという。

 3年前には、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキがムヒタリアンと同じ状況に陥った。契約満了の1年前になっても契約延長に応じず、ドルトムント側は残留への一縷の望みに賭けたが、レバンドフスキは2014年夏にバイエルンへ移籍金ゼロで移籍。そして今や、欧州最強のストライカーとなった。

 ムヒタリアンはすでに移籍を決意したと伝えられている。ドルトムントは1年後、レバンドフスキの悪夢を再び見ることになるのだろうか。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/16(木) 17:34

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