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圧倒的に支配するもアイデア欠けたスイスがルーマニアと手痛いドロー

SOCCER DIGEST Web 6/16(木) 3:12配信

スイス、圧倒的に支配するもアイデアが欠如。

 6月15日(現地時間)、グループAの第2節、ルーマニア対スイスが行なわれ、1-1で引き分けた。

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 フランスとの開幕戦で善戦しながらも敗れたため、なんとしても勝利したいルーマニアは、試合序盤から右サイドで先発起用されたトルジェを活かしながら前掛かりに仕掛ける。
 
 一方、開幕戦で勝利したスイスも受け身にならず、高い位置からプレスを掛けにいったことで、7分にセフェロビッチ(スイス)、8分にケシェル(ルーマニア)と互いにチャンスを作り出した。
 
 この均衡を破ったのはルーマニアだった。
 
 18分、個人技で左サイドからボックス内に侵入したキプチュがユニホームをスイスのSBリヒトシュタイナーが掴まれて、PKを獲得。これをスタンクが開幕戦に続き、冷静に沈めて先制に成功したのだ。
 
 先手を取られたスイスはポゼッションを高め、シャキリ、メーメディを活かしたサイドアタックでゴール前に壁を作るルーマニアを押し込んでいった。
 
 一方のルーマニアもタイトな寄せで相手の起点を潰し、カウンターを効率良く発動させた。そして29分にはセットプレーからサプナルがポスト直撃のシュートを放つなどチャンスも作り出して応戦していった。
 
 60パーセントを越えるポゼッション率を記録しながらも、ゴールを挙げられなかったスイスは、後半も試合をコントロールする。
 
 しかし、バイタルエリアでのプレーに工夫が見られず、さらに焦りからミスも目立つようになり、スイスはルーマニアゴールを脅かすようなシーンを創出できないもどかしい時間が続いた。
 
 それでも自陣に人数を割くルーマニアに対し、辛抱強く攻め続けたスイスは、この日、11本目のシュートでついに待望の得点を挙げる。
 
 57分、CKのこぼれ球に素早く反応したメーメディが強烈な左足シュートでネットを揺らしたのだ。
 
 同点としたスイスは、64分にFWのエムボロを投入し、そのストライカーを起点とした攻撃でルーマニアの守備陣を敵陣に釘づけにする。
 
 スコアが並んでからルーマニアの全体的な運動量が急激に落ちたことで、試合はスイスの猛攻を前に防戦一方の展開となった。
 
 それでもルーマニアがライン操舵とゴール前に人数を割いた人海戦術を用いたことに加え、スイスの方も疲労から攻撃のアイデアが乏しく、ルーマニアの堅牢は破られず。結局、決め手を欠いて、試合は1-1のまま終了。勝点1を分け合った。
 
 圧倒的にボールを支配しながらも逆転できなかったスイスにとっては次戦の相手が開催国のフランスであることを考えても、手痛い引き分けとなったと言えるだろう。
 

最終更新:6/16(木) 14:52

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