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臭いのはなぜ? 危険な「色と形」って? うんちでわかる自分の健康

OurAge 6/17(金) 17:31配信

私たちのうんちは、いわば健康のバロメーター。腸内細菌学・微生物分野学の研究に取り組む辨野義己(べんのよしみ)先生に、うんちの素朴な疑問について、答えてもらった。

Q うんちの構成成分は?
「約80%を占めるのが水分、残りの20%は、消化されなかった食べ物のカス、消化液や新陳代謝によりはがれた腸粘膜、腸内細菌とその死がいで構成されています。なかでも重要なのは、うんち1gに6000億~1兆個もある腸内細菌。このバランスがよく、善玉菌が優勢ならば、糖質の発酵が進み酸性に。逆に悪玉菌が優勢だと、タンパク質の有害物質が作られるため腐敗が進みアルカリ性になります」

悪玉菌が多いうんちは、水分が少なすぎてコロコロだったり、水分が多すぎてビリビリの状態になり、ニオイがきついのが特徴。おならが臭いのも悪玉菌の仕業だという。うんちの品質管理は、腸内細菌のバランスにかかっているというわけだ。

Q うんちが臭いのはなぜ?
「うんちのニオイや色は腸内細菌のバランスや食べたもの、大腸の通過時間などで変わります。ニオイは腸内細菌が食べカスを分解する過程で生まれ、特に悪玉菌がアミノ酸を分解するときに悪臭を発生します。色をつけるのは胆汁で、穀類や野菜を食べると酸性になり黄色を帯び、肉や脂肪分が多い食べ物ではアルカリ性が強く黒ずみます」

Q 危険なうんちって?
「うんちが赤い=血便があったときには、大腸のがんやポリープ、虚血性大腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、切れ痔などが考えられます。黒い場合には十二指腸、胃、食道の異常が疑われます。一般的に十二指腸より上部で出血すると、血液が排出されるまでに酸化が進み黒くなります。それより下だと赤くなるのです。病気でなくても、鉄剤のサプリメントを飲んでいても、黒っぽいうんちが出ることがありますが、これは問題ありません」


また、うんちがどんどん細くなっていくようなら、直腸がんの疑いがあるので、ただちに大腸検査を! うんちの様子を毎日観察することで、その異常をいち早く察知して、病気を早期に発見することも。すぐに流さず、チェックすることを習慣にしたい。

最終更新:6/17(金) 17:31

OurAge

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