ここから本文です

完全自動運転のロールス・ロイスが登場!

GQ JAPAN 6/17(金) 22:40配信

ロールス・ロイス、次の100年を見越した未来志向のコンセプトカー「ロールス・ロイス ヴィジョン・ネクスト100」が登場。

【動画とフォトギャラリーはこちら:ロールス・ロイス ヴィジョン・ネクスト100】

1916年に創業。今年で100周年を迎えたBMWグループは、その記念事業の一環として、これからのBMWグループ各ブランドの100年を見越した未来志向のコンセプトカー「ヴィジョン・ネクスト100」をグループ各ブランドで開発。その第一弾として、まずは3月上旬に本拠ミュンヘンにて「BMW ヴィジョン・ネクスト100」が発表されたことは記憶に新しいことだろう。

そしてこの6月中旬、ロールス・ロイスは新しいコンセプトモデル「ロールス・ロイス ヴィジョン・ネクスト100」を、英国ロンドンの巨大ライブ会場、ラウンドハウスにおいて6月18日から6月26日に行われるイベント「BMW Group Future Experience Exhibition」期間中に、ワールドプレミアすることを発表した(同日、MINIヴィジョン・ネクスト100も初披露)。

ロールス・ロイス社内の開発コードNo.では「EX103」と呼ばれるこのコンセプトカーは、同社のデザインディレクター、ジャイルズ・テイラー氏の率いるチームによって開発・製作されたもの。同氏は「革新的な素材を用いた手作りのシャシーに、完全な自律走行機能を備えたコーチビルドのラグジュアリーカー」と説明されているとのことである。

パワートレーンをはじめとする技術的なスペックについてはBMW ヴィジョン・ネクスト100の発表時と同様に、なんらの解説もなされていない。しかし、蓄電池式EVであろうとも、あるいは燃料電池車であろうとも、駆動に電動パワートレーンを採用しているのは間違いのないところであろう。

外観では「パルテノン神殿」と呼ばれるロールス・ロイス伝統のラジエーターグリルがボディにブレンドされるようなデザインとなり、アヴァンギャルド的な印象をもたらす。

また超ロングノーズに流麗なキャビンを組み合わせたことによって、まるで2ドアクーペのようなプロポーションとなっているが、これは完全な自律走行機能を持つために運転席と助手席が存在せず、ソファのごとき2人掛けシートの眼前にあるのは瀟洒なアナログ時計と透明のOLEDディスプレイのみとなっていることによって実現したスタイリングのようだ。

リムジンのように広々としたコンパートメントは、マカッサル・ウッドや手織りのシルクカーペット、ソフトシルクなどの高級素材によって贅沢に設えられているが、サステナブルなマテリアルを中心に選んでいることが、この先の100年を見越したコンセプトカーであることを如実に示しているようだ。

さらにルートやスケジュールなどをオーナーにアドバイスする音声認識技術採用のバーチャルアシスタンス機能も備えられているとのことだが、そのシステムの名は「エレノア・ソーントン(Eleanor Thornton)」。ロールス・ロイスのシンボルであるノーズ先端の彫像「スピリット・オブ・エクスタシー」のモデルとなった女性の名前である。

このネーミングには、テクノロジーがさらに先鋭化する100年先にあってもロマンティックな存在でありたいという、ロールス・ロイスの意志が込められているに違いあるまい。

文:武田公実

最終更新:6/17(金) 22:48

GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2017年1月号
2016年11月24日発売

600円(税込)

2016年の男達「MEN OF THE YEAR 2016」発表!/世界のリーダー総決算!今年のビジネスを読み解く、ランキング30/森星の1日、イットガールを追いかけて