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「将軍」「小さな巨人」に並んだ! 2試合連続FKゴラッソのベイルはEURO史上3人目の偉業だった

Football ZONE web 6/17(金) 12:00配信

スロバキア、イングランド戦で圧巻の美技連発

 欧州選手権(EURO)での「英国対決」で衝撃的なスーパーFKを決めたウェールズ代表のFWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)だが、2試合連続での直接FK弾は1960年創設の15回目を迎える同大会の歴史で見ても史上3人目の偉業となった。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 ダービーマッチは序盤からイングランド優勢の展開だったが、前半42分にベイルが魅せた。自らのファウルで得た直接FKのチャンスはゴールから約30メートルの距離があったが、絶対的エースの背番号11は左足を一閃。強烈なシュートはGKジョー・ハートの手元で急激に落ちる。このボールにハートは左手を伸ばしたが、弾き切れずゴールネットを揺らした。ベイルの衝撃的なFK弾でウェールズが先制を果たした。

 ベイルは初戦スロバキア戦でも前半10分に、ゴール正面やや右の位置で得たFKを得意の左足で強烈な変化をかけて叩き込んでおり、2試合連続での直接FK弾となった。レアルではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがいるためキッカーを務める機会が少ないベイルだが、キッカーとしての名声を一気に高めた。

 同紙によると、1大会におけるFKでの2得点はEURO史上3人目の達成となった。先人のふたりはサッカー史に残るFKアーティストだという。

プラティニ、ヘスラーに続く、一大会2発

 まず1人目はフランスの「将軍」こと、天才司令塔ミシェル・プラティニ氏だ。自国開催の84年大会で9ゴールを叩き込んだプラティニ氏はグループリーグのユーゴスラビア戦、そして決勝のスペイン戦でFKを決めて、自国優勝に導いた。

 続く2人目の達成者は8年後の92年大会では身長166センチながら、ユベントス、ローマなどで活躍した「小さな巨人」、ドイツ代表MFトーマス・ヘスラーがグループステージのチェコスロバキア戦、準決勝のスウェーデン戦でFKを沈めている。

 いずれも当代のFKアーティストとして知られていた。その後EUROには、デイビッド・ベッカム(イングランド)やシニシャ・ミハイロビッチ(ユーゴスラビア)ら超絶FKの使い手が出場したが、FKでの1大会2得点は成し遂げられなかった。それだけにベイルの2試合連続FK弾は偉大な記録として紹介されている。

 イングランド戦では相手FWジェイミー・ヴァーディの同点弾、終了間際のFWダニエル・スターリッジ(リバプール)の決勝弾が生まれ、ウェールズは痛恨の逆転負けを喫したが、決勝トーナメント進出への望みはまだ残している。初出場のウェールズが躍進と同時に、ベイルのEURO史上初となる3試合連続FK弾が生まれるか、大きな注目を集めそうだ。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/17(金) 12:00

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