ここから本文です

エルトン・ジョン、フロリダ銃乱射事件についてスピーチ

ローリングストーン日本版 6/17(金) 12:30配信

「今回のオーランドでの大虐殺みたいな恐ろしいことが起きると、世界中で津波のような激しい感情が衝突し合うんだ」

【動画あり】エルトン・ジョン、フロリダ銃乱射事件についてスピーチ

6月12日未明に、米オーランドのゲイ・ナイトクラブで発生した銃乱射事件に対して、エルトン・ジョンは「悲しみに打ちのめされている」という。一夜にして49人の命が奪われた。ビルボード誌は、エルトン・ジョンが6月14日(現地時間)にリヴァプールで開催されたコンサートで、事件後に「偏見と闘う」ために世界を一つに団結させる"レインボーカラーの愛の波"という希望を見つけることができた。と、話したことを報じた。
「今回のオーランドでの大虐殺みたいな恐ろしいことが起きると、世界中で津波のような激しい感情が衝突し合うんだ。それから、深い悲しみも。被害者と嘆き悲しむ家族のことを考えると、僕たちはショックを受けて、怒りを抱いて、悲しみで打ちのめされてしまう」
「深い悲しみのすぐ後にやってきた波に、僕は驚かされ、力と希望をもらいました。イスタンブールからテルアビブへ、シドニーのオペラハウスからエッフェル塔、エンパイア・ステート・ビル、ホワイトハウスへと押し寄せた、レインボーカラーの愛の波。今日僕は、LGBTコミュニティがオーランドで失ったもの、憎しみ、恥、教義に苦しんできたみんなが失ったものを悼み、称えたいんだ。今夜ここで、僕たちが偏見との闘いにおいて優位に立っていると言いたい。世界中のレインボーが、そういう人達相手に、僕たちが勝てること、そして勝つことになることを教えてくれているんだ」

フロリダ銃乱射事件を受けて、ミュージシャンたちがローリングストーン誌にその悲痛な気持ちを語っている。「オーランドでの痛ましい殺人事件は、近年(LGBT)コミュニティがより受け入れられるようになったことを気付かせてくれた」と同性愛者であることを告白しているシンガーソングライターのルーファス・ウェインライトは言う。「(そうではあるけれど)世界の多くの国で同性愛者だと打ち明けることは、生死に関わる問題だってことは明らか。そしてこういう恐ろしい事件が悲しいことに、その赤裸々な事実を浮き彫りにしてる」
同じく同性愛者であることをカミングアウトしているメリッサ・エスリッジもまた、曲作りをすることで今回の事件を消化していることを語っている。「伝えなきゃいけないという使命感を感じたの。ミュージシャンの役目を果たさなきゃって。ミュージシャンは何百年もの間、情報源となってきた。私たちは社会の鏡なの。私たちは事件を理解しようとして、人々を癒したいと思ってる。私たちは意味や目的を生み出そうとしてるの。そして、今回の事件を歴史に永遠に記録しておきたいとも思ってる。私はそうやって耐えてるのよ」

Translation by Miori Aien

Ryan Reed

最終更新:6/17(金) 12:30

ローリングストーン日本版

記事提供社からのご案内(外部サイト)

RollingStone 2016年10月号

株式会社パワートゥザピープル

2016年10月号
9月10日発売

710円(税込)

表紙:トム・ヨーク
特集:IMAGE
ロック&ファッション&アート
高橋盾(UNDERCOVER)
ヒステリックグラマー 他

Yahoo!ニュースからのお知らせ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。