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EURO2戦未勝利のスウェーデン 不発のイブラ「初戦よりマシだったが…」

Football ZONE web 6/18(土) 9:57配信

終盤に失点しイタリアに0-1惜敗

 欧州選手権(EURO)第2戦でイタリア代表を相手に試合終了間際のゴールで0-1の敗戦を喫したスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、2戦未勝利のスタートにも試合後のインタビューに応じている。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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「イタリアのようなチームと試合をする時は、最後まで集中を保たなければいけないんだ」

 カリスマFWは短い言葉で、このゲームの敗因を総括した。互いに決定機がほとんどない試合展開で、スコアレスドローが濃厚と思われた後半43分、スウェーデン守備陣はイタリアのスローインから一瞬のスキを生んでしまい、相手FWエデルの突破から決勝ゴールを許した。それを、集中力の欠如であると指摘している。

 ビッグクラブを渡り歩いてきたイブラヒモビッチがスウェーデン代表としてプレーする時には、常に周囲の選手とのクオリティー差が議論の対象になる。現所属のパリ・サンジェルマンではウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニなど実力者が周囲に存在する。しかし、代表チームでは“ワンマンチーム”と認識され、相手からの徹底マークを受けることになる。前線で待つだけでは攻撃が機能せず、組み立てに参加するために中盤に下がることも求められる。

 それでも、「誰がオレを満足させるプレーをしたかだって? オレはこのチームの全員が好ましいと思っているんだよ」と、チームメートへの信頼を語った。そして、セットプレーのマーカーになった相手DFジョルジョ・キエッリーニとのバトルについては、一風変わった表現で称えている。

「あいつは今ごろ病院送りに…」

「キエッリーニとは全てが良い戦いだったな。そうじゃなかったら、あいつは今ごろ病院送りになっているところだ」

 激しくもフェアなマークであったと語っている。この試合のイブラヒモビッチは、後半27分に左からのクロスに決定的なシュートを放つチャンスが訪れたかに見えたが、オフサイドの判定。結局、大きな見せ場を作ることはできずに終わった。

 スウェーデンは初戦のアイルランド戦こそイブラヒモビッチの突破から相手のオウンゴールを誘発して1-1の引き分けに持ち込んだが、2試合連続で枠内シュートがゼロと攻撃に苦しんでいる。今大会から3位まで決勝トーナメント進出の可能性があるだけに、最終戦でベルギーに勝利して勝ち点を4に伸ばせばグループ突破の可能性は十分だ。

「アイルランド戦は拙い試合だったが1ポイントを得た。今日は、それよりもマシだったがノーポイントだ。オレたちにはまだ1試合残っているのだから、ベルギーに勝たなくちゃならない」

 不発が続く“オレ様ストライカー”は、グループ最終戦での勝利を誓っている。これまでさまざまなことを有言実行してきた男は、母国をEUROの16強へ導くことができるだろうか。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/18(土) 9:57

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