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「もうイヤだ!」と思ったらどうすべき? いまだに使える2004年の教え

ライフハッカー[日本版] 6/19(日) 12:10配信

『「もうイヤだ! 」と思ったとき読む本』(斎藤茂太著、あさ出版)は、2004年2月に出版されたベストセラーを再編集したリニューアル版。当時は20万部超の実績を打ち立てたといいますが、12年の歳月を経てもなお色褪せていないところが魅力です。


“振り返ってみるに、これまで味わってきた数々の「もうイヤだ」という体験は、すべて私にとって後々プラスに働いていったようだ。
結局のところ、私たちが「もうイヤだ」と感じている状況のすべては、「人生の雨季」のようなものではないだろうか。(中略)
そして、私たちは雨季がいずれ終わり、雲間からまた太陽が顔をのぞかせることも知っている。

あなたが「もうイヤだ」と感じたことも、言ってみればあなたが成長する上での良薬と思ったほうがいい。そのときはつらくても、あとから振り返れば、必要不可欠なものだったと気づくのである。
(「はじめに」より)”


だからこそ、「もうイヤだ」を“人間として大きくなるチャンス“だととらえてみるべき。それだけで、気持ちが楽になるはずだから。「心の名医」として知られる精神科医である著者はそういいます。こうした考えに基づいた本書から、「仕事」に焦点を当てた第2章「会社の『もうイヤだ!』をラクにする」を見てみたいと思います。

会社がほとほとイヤになったとき

望まない仕事をやらなければいけないとか、まったく評価してもらえないとか、あるいは社内の人間関係で悩んでいるとか...。一生懸命仕事に取り組み、イヤなことも我慢してきたとはいえ、さまざまな現実に直面するうち、会社や仕事に疲れきってしまったという人は決して少なくないでしょう。

「なら、環境を変えればいい」とはいっても、異動を希望して望みが叶うとは限らず、下手をしたら社内での立場が悪化してしまうかもしれない。しかも転職もままならず、生活を考えれば会社を辞めるわけにもいかない。そう考えると会社に残るしか道はなく、ますます絶望的な気分になってしまう。そのような人たちに対して、著者は次のようにアドバイスしたいといいます。


“会社勤めの人にとって、会社や仕事は重要だ。それはわかる。仕事が思うようにいかなければ、むなしい気分になるであろうことも理解できる。しかし、人間は、企業人である前に、一個人である。まずは、人間らしく生きることの大切さを知ることではないだろうか。(45ページより)”


そこで重要なのは、「本当にやりたいことはなんだろうか」と考えてみること。たとえば趣味が大切なら、それを人生の中心に据えてみればいいいということです。思い当たるものがなかったとしても、街へ出かける、友だちに電話をする、本を読むなど“とりあえず行動“してみれば、やがて興味を持てるものが見つかるはず。そして仕事は、これまでよりも少し力を抜いてみる。手を抜くのではなく、力を抜いてみる。すると、意外に仕事もうまくいきはじめるかもしれないというのです。

しかし「自分は会社の犠牲になっている」と感じたら危ないと、著者は警鐘を鳴らします。会社の仕事に献身的に取り組む真面目な人に多いそうですが、行きすぎた犠牲的精神は、ときにその人の人生を誤らせることもあるというのです。しかしそれでは、とても人間らしく生きているとはいえないわけです。

対して、自分の仕事に生きがいや誇りを持っているのだとすれば、それはそれで素晴らしいこと。だからこそ、そんな人にはしっかりとした夢を持ってほしいと著者はいいます。ただし夢を追うのには時間がかかるだけに、途中で障害にぶつかったり、気力が衰えて挫折しそうになることもあるもの。そんなときには「きっとやれる」と信じて、ゆっくりスタートしなおすべき。自分を見つめるだけの余裕を持ち、プラスの感情を持てば、きっとうまくいくといいます。(44ページより)

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最終更新:6/19(日) 12:10

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