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そのときカツオの判断は? 磯野家を例に学ぶ「親の家の片づけ」

ライフハッカー[日本版] 6/19(日) 20:10配信

『カツオが磯野家を片づける日 後悔しない「親の家」片づけ入門』(渡部亜矢著、SB新書)は、まずタイトルが秀逸です。ぱっと見ただけで、「カツオがそうであるように、誰にでもやがて実家遺品整理や相続などをしなければならない日が訪れるんだな」と実感させてくれるだけに。


“実家の片づけは、少子高齢化社会の到来で、日本人が初めてぶつかる最大級の社会問題といっても過言ではありません。
どんなに今きれい好きで、片づけ上手な専業主婦がいたとしても、家族がたくさんいたとしても、少子高齢化社会においては、実家がゴミ屋敷化して、片づけの問題に直面する危険にさらされているのです。(「はじめに」より)”


しかも実家の片づけは、単に物の片づけにとどまらず、空き家率の上昇、介護問題、相続問題とも絡み、複雑化しているのだとか。実家の片づけに挑んでいる人や悩んでいる人、その予備軍が増えているというのです。
そこで本書では、国民的アニメ『サザエさん』の磯野家をモデルに、実家が散らかる原因と対策、片づけ方のポイントを、わかりやすく説き明かしているわけです。


“核家族が当たり前の時代において、磯野家は三世代同居の珍しい家族構成だったため、実家の片づけについて説明するのに、最高の教材となってくれています。(中略)カツオ、サザエ、ワカメの状況に「あるある」と思いを巡らすことで、実家の片づけ問題を解決するヒントになってくれると思います。(「はじめに」より)”


ある日突然、親が亡くなったとき、親が残した大量の物をどうするかについて触れたPart 1「ゴミ屋敷と向き合うカツオの苦悩 『実家の片づけ』で知っておくべきこと」を見てみましょう。なお実際にはカツオをはじめとする『サザエさん』の登場人物同士の会話によって話が進められていきますが、それを再現するのは難しいので、要点をまとめてみたいと思います。

1人で2、3軒片づけることも珍しくない時代

いまは高齢者の割合が増えていますが、状況は思いのほか複雑であるようです。ライフスタイルが多様化し、自分の両親と義理の両親だけでなく、祖父母や、身寄りのない叔父・叔母の家の片づけ、あるいは介護に関わっている人も増えているから。

きょうだいが多く、平均寿命が短かった時代には、「片づけは単なる家事」「女性の仕事」と思われていたかもしれません。ところがいまは、老若男女問わず片づけのスキルが必要だということ。少子高齢化社会においては、自分の家を含めると、1人2軒、3軒片づけている人が増えているというのです。

このことを考えるに際しての重要な問題は、「片づけをする自分も歳をとる」ということ。また、片づけなくてはいけないのは物だけではなく、家族や財産などの情報の整理も必要。そう考えると、できるだけ早くはじめるに越したことはないということです。(32ページより)

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最終更新:6/19(日) 20:10

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