ここから本文です

激闘のコパ・アメリカ4強が決定! メッシの悲願、ハメスの復権に連覇、開催国と話題豊富な栄冠の行方は!?

Football ZONE web 6/19(日) 13:44配信

アルゼンチンは開催国有利の日程を覆せるか

 コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)は、前回大会優勝のチリが7-0でメキシコを下してベスト4が出そろった。準決勝では開催国アメリカとアルゼンチン、コロンビアとチリがそれぞれ決勝進出を懸けて激突する。4カ国はそれぞれ「開催国優勝、悲願、復権、連覇」というキーワードを掲げて戦うことになる。

【写真記事】元祖“神の手”マラドーナ 後継者と期待された「アルゼンチンの天才10人」

 メジャーリーグサッカー(MLS)の盛況もあって近年サッカー人気が上昇中のアメリカは初戦こそ落としたものの、続くコスタリカ戦を4-0、パラグアイ戦を1-0と中米、南米の曲者に2試合連続無失点勝利を挙げた。

 準々決勝のエクアドル戦ではトットナムに所属経験のあるFWクリント・デンプシーの先制点で流れに乗り、2-1と接戦を制した。デンプシー、MFジャーメイン・ジョーンズ、MFマイケル・ブラッドリーら歴戦のメンバーに加えてドルトムントの17歳新星MFクリスティアン・プリシッチも控えている。地の利を生かせば南米の列強を倒しての開催国優勝も不可能ではない。

 アメリカと対戦するアルゼンチンは、開催国が中4日で臨めるのに対して、準々決勝ベネズエラ戦から中2日と日程的な不利を受ける。しかしここまではグループリーグ3試合、そして準々決勝まで4戦全勝とFIFAランキング首位の貫録を見せつけた。好調のチームにさらなる勢いを与えたのはFWリオネル・メッシだ。

 5月末の国際親善試合で腰を強打し、自らの脱税疑惑のためバルセロナ裁判所に出廷した影響でチリとの初戦は出場回避したが、途中出場した第2戦パナマ戦では出場後わずか26分間でハットトリックを達成した。決勝トーナメント初戦のベネズエラ戦でも1ゴール2アシストの活躍で、ガブリエル・バティストゥータ氏の持つ同国代表通算最多ゴール記録の「54」に並んだ。メッシにとってA代表では初となる悲願の主要国際大会タイトル獲得へ、またとない好機だ。

8強でPK勝ちのコロンビアと大勝のチリが激突

 コロンビアは2-0で初戦を飾ったものの、10番と主将の重責を担うMFハメス・ロドリゲスが後半に相手選手と接触し、左肩を脱臼するアクシデントに襲われた。しかしハメスは翌第2戦パラグアイ戦に強行先発し、前半30分に2戦連続となるゴールを決めて2-1勝利に大きく貢献した。

 第3戦のコスタリカ戦では先発からハメス、MFフアン・クアドラード、FWカルロス・バッカらを外した影響もあり2-3で敗戦。それでも準々決勝ペルー戦では0-0からPK戦の末に勝利をもぎ取った。最初のキッカーを務めて見事成功させたハメスは試合後に感極まって男泣きした。今季は所属するレアル・マドリードでは数々の素行不良が伝えられ、ベンチを温める機会が多かっただけに復権へ向けて自らの実力を誇示する舞台となっている。

 昨年の南米選手権で開催国優勝を果たしたチリは、今大会でもここ近年の勢いを持続している。初戦こそアルゼンチンに1-2で敗れたものの、第2戦ボリビア戦は10分もの時間がとられた後半アディショナルタイムにMFアルトゥーロ・ビダルが決勝PKを決めて2-1で粘り勝ち。続くパナマ戦ではFWエドゥアルド・バルガスとFWアレクシス・サンチェスのふたりが2得点ずつを挙げて4-2で粉砕。2位通過を決めた。

 準々決勝屈指の好カードと見られたメキシコ戦でも恐るべき攻撃力を発揮した。バルガスの4ゴールを筆頭にFWエドソン・プッチが2ゴール、サンチェスが1ゴールと3トップがそろい踏んで7得点大勝を導いた。組織力と闘う姿勢は南米随一で、連覇も十分に見えてきた。

 ブラジルの29年ぶりのグループリーグ敗退、メンバー登録外となったウルグアイのFWルイス・スアレスがベンチ内で大暴れなど波乱が続出した今大会だが、いよいよ大詰めを迎えた。南米サッカー連盟設立100周年の記念大会を制すのは、どのチームになるだろうか。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/19(日) 15:11

Football ZONE web

Yahoo!ニュースからのお知らせ

なぜ今? 首相主導の働き方改革