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生田斗真がトランスジェンダー役『彼らが本気で編むときは、』追加キャストにミムラや門脇麦ら決定

リアルサウンド 6/20(月) 7:00配信

 2017年2月25日に公開される生田斗真主演映画『彼らが本気で編むときは、』の追加キャストとして、ミムラ、田中美佐子、小池栄子、りりィ、門脇麦の出演が発表された。

 本作は、『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子監督5年ぶりの最新作。母親が家出をしてしまったことから独りきりになった小学生の少女トモが、叔父であるマキオと、マキオの恋人である女性への性別適合手術を受けたトランスジェンダーのリンコと共同生活を送る模様を描く。生田斗真がトランスジェンダーのリンコ役で主演を務めるほか、パートナーのマキオ役を桐谷健太、小学生の少女トモ役を新人の柿原りんかがそれぞれ演じる。

 このたび発表されたのは、追加キャストとなる女優陣。ミムラはシングルマザーの辛さから悩み、娘を置き去りにしてしまうトモの母親ヒロミ役、田中は誰よりも我が子を明るく支え続けるリンコの母親フミコ役、小池はトモの同級生・カイの母親ナオミ役、りりィは痴呆が進み、リンコが介護士として勤める老人ホームに入居しているマキオとヒロミの母親・サユリ役、門脇はリンコの同僚の介護士・佑香役をそれぞれ演じる。

 荻上監督は撮影を振り返って、「映画を撮影していて、おもしろいな-と思う瞬間は、俳優さんが、自分の想像を越え、さらにすばらしいものを出してくれた時です。今回もおもしろい瞬間がたくさんあって幸せでした」とコメントしている。先日クランクアップを迎えたキャスト陣からはコメントが寄せられている。

■ミムラ コメント(ヒロミ役)

荻上監督の作品は、登場人物がお互い信頼し合っている感じがとても素敵だなと思いました。今回の台本を読んで、そのままズバリというところと、今までの監督のテイストとは少し違うぞというチャレンジの部分も感じて、この作品に呼んで頂けたのは、本当に光栄です。

多様な親子関係と、血のつながりではない部分での関係。血縁者であることの弱みと強み、そうではない人の弱みと強み。私の演じたヒロミのネグレクトも決してあってはならないことで、今回は、題材的にそんな社会問題にも踏み込んだものが多く描かれています。

従来の荻上作品ファンの方にも、観たことがないよという方にも楽しんでもらえるシーンがたくさんあると確信していますので、是非ご覧になってください!

■田中美佐子 コメント(フミコ役)

脚本を最後まで一気に読み切ってしまうくらい、とても感動しました。まさに監督のいま一番描きたいことが、この脚本の中にはすべて詰まっていると思います。

トモちゃんよりは少し歳が上ですが、私も子育て中です。ただ、監督がこの映画で望む母親像と、私が実際にやっている母親とはまるで違うものです。母としてこの現場に来るのではなく、役者としてここに来て、監督の思う母親を100%できたらいいな、それに近づけたらいいなと思いながら演じました。

監督もお子さんがいらっしゃるということで、「突然子供にカミングアウトされたら、やっぱりびっくりしますよね」って監督にお話したら、「え、どうしてですか? 全然びっくりしないと思います」という答えが返ってきました。その言葉にも感動しました!(笑)

■小池栄子 コメント(ナオミ役)

色々なことに切り込んだ脚本ですし、今の時代だからこそ、こういったテーマを、特に女性監督の目線で描くことが大事だと思いました。監督も、妥協しない、こだわりの強い方で、自分が理想とする役のイメージに近づける作業を、とても楽しんでいらっしゃると感じました。今後ももっと一緒に監督と作品を作ってみたいという気持ちです!

非日常のように思えて、日常で巻き起こっている恋愛話なので、どう感じるかというのが、自分の恋愛観を見つめ直すいい機会になると思います。恋愛には寛容でいてほしい、いられる人になってほしいと、この映画を観た人には期待します。観終わった後は、恋したくなりますよ。やはりパートナーがいるのは、とても心強いことなので。恋しましょう!

■りりィ コメント(サユリ役)

私はリンコさんのようなタイプの人が友達に多くて、結構身近な問題だったんです。こういうテーマを取り上げてもらえるのは嬉しく思いました。

生田さんは、キレイの一言! 傍からみていて、ちょっとしたしぐさも女性になりきろうと努力されていました。

男女を超越した人間愛。そこには男も女も、年齢制限もない。愛するってそういうことだと思うんです。そこを感じさせてもらえる作品になるんじゃないかと、完成を楽しみにしています!

■門脇麦 コメント(佑香役)

荻上監督の作品はとても好きなので、お話をいただいた時はとても嬉しかったです。脚本を読んで、今までの荻上監督の作品のテイストと少し違うなと思ったので、どういう風に撮られるのか楽しみにしていました。監督の演出は非常に的確だし、繊細だし、自分が「今の違ったな」と感じると、その微妙な違和感も察知されて、ちゃんと「もう1回!」が来ます(笑)

私が演じた佑香は「女の子っていいな」「恋するっていいな」「誰かと一緒になるっていいな」「人と人との繋がりっていいな」っていうことをリンコさんに感じさせる役だったと思います。本作では、育児放棄など様々な社会問題が盛り込まれていますが、どんどん人間関係が希薄になっていく社会で、一緒になるのが困難だからこそ、人間の繋がりの大切さや温かさが描かれるところを観て欲しいです。

リアルサウンド編集部

最終更新:6/20(月) 7:00

リアルサウンド

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