ここから本文です

ミラン新監督にファン・ハール急浮上! 名物会長との衝撃の“劇薬融合“が来季実現か

Football ZONE web 6/20(月) 18:09配信

伊紙が新監督候補として3人の指揮官をリストアップ

 ACミランの来季新監督候補に、今季限りでマンチェスター・ユナイテッドの指揮官を解任されたルイス・ファン・ハール氏が浮上したことが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、「ミランの監督、外国人に。3つのアイデア」と特集を組んでいる。

【PHOTOギャラリー】EURO2016を彩る欧州の美女サポーターたち

 ミランは親会社フィニンベスト社と中国企業との間で身売り交渉が進められていたが、シルビオ・ベルルスコーニ会長が心臓弁の手術で入院生活を強いられているために、交渉は順調に進んでいないという。

 ベルルスコーニ会長がゴリ押ししているクリスティアン・ブロッキ監督の続投案、そしてアドリアーノ・ガリアーニCEOが高く評価しているエンポリのマルコ・ジャンパオロ監督もリストに残っているが、中国人グループは外国人監督のリストを作っているという。

 すでに招聘を試みようとしたUEFAヨーロッパリーグ3連覇を果たしたセビージャのウナイ・エメリ前監督は、パリ・サンジェルマンの新監督就任が秒読みと地元紙にレポートされている。

 そうしたなかで中国人グループは、新たに3人の外国人監督の候補者をリストアップ。そこにはエキセントリックなあの戦術家の名前があった。

攻撃サッカーを愛する会長との相性は?

 ファン・ハール監督は今季FA杯を制しユナイテッドで初タイトルを獲得していたが、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したため、解任の憂き目を見ていた。ボールポゼッション至上主義で、自らの「哲学」を貫き通すことを第一とし、アヤックス、バルセロナ、バイエルンでタイトルを手にしながらも、フロントやメディアとの全面抗争をも厭わぬ独特のスタイルの持ち主だ。ユナイテッドではマーカス・ラッシュフォード、アンソニー・マルシアルを抜擢するなど、若手育成の定評は高い。

 今季まで移籍市場で500億円を投下するなど、2年間にわたってプレミアリーグの主役の1人を演じてきたオランダ人指揮官は、ユナイテッドでの指導を最後と語っていたが、「解任されて監督人生を終えたくない」とも本音を漏らしていた。そしてここにきて、イタリアに初上陸する可能性が浮上している。

 一方、ミランには心臓弁の異常という死の淵から復活したベルルスコーニ会長という、現場介入をライフワークにする名物オーナーが存在する。トップ下を置くシステムを偏愛し、4-3-1-2システムを導入するためにシニシャ・ミハイロビッチ監督を今季途中で解任。チームの急降下も辞さないほど、攻撃的なサッカーとシステムへの愛情は強い。

 名物オーナーは身売り交渉中の中国企業に売却後も、ミランの会長職に3年間留まることを要求している。ファン・ハール監督とベルルスコーニ会長というフットボール界屈指の劇薬の融合はなるのだろうか。そして世界にその名を轟かすオランダ人指揮官が、今季限りで放出の可能性もある日本代表FW本田圭佑を来季指導するのだろうか。

 なお、同紙がリストアップした残り2人の新指揮官候補は、アヤックス監督を退任したフランク・デブール氏、ゼニト監督を退任したアンドレ・ビラス・ボアス氏となっている。ミランは7月7日にミラネッロで新シーズンをスタートすることが決まっているため、それまでに誰が指揮を執るのかが決まりそうだ。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/20(月) 18:09

Football ZONE web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。