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自信を持つための特効薬は「問い」を変えること

JBpress 6/20(月) 6:05配信

 前回(「自分の人生なのだからあなたが主役になりましょう」http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47005)は「他人軸」ではなく「自分軸」で生きましょうというお話をしました。「他人にどう評価されるか」ではなく、「自分がどうしたいか、どうありたいか」を軸にして生きましょう、ということです。

 今回のテーマは「デフォルトの問いが人生の質を変える」です。これは、最近の私のお気に入りのテーマです。デフォルトの問いとは何でしょうか。

■ うまくいかなかった時に自分に投げかける質問は? 

 「脳は空白を嫌うので、質問をされると答えを探し続ける」と聞いたことがあります。科学的根拠は不明なのですが、経験的にはまんざら嘘でもない気がします。

 人は常に同じ質問をされると、そのことが頭に留まり、行動が変わってきます。ということは、ふだん自分にどのような質問を投げかけるかによって、自分の物事の考え方や行動が変わってくるのです。

 だから、私はこう言い切ってしまいます。

 デフォルトの問いが人生の質を決める──と。

 例えば、何かがうまくいかなかった時、「どこがダメだったんだろう?」と自問自答していませんか?  その質問で出てくるのは“改善すべき点”です。

 一方、「どうしたらうまくいったんだろう?」と質問すると、“改善の方法”が出てきます。

 同じように思えるかもしれませんが、前者の場合は、改善点ばかりが並んでどうにも手をつけようがないと感じられたり、「自分はダメなんだ」と自己嫌悪に陥ったりしがちです。それに対して後者の場合は「方法」が浮かんでくるので、「よし、今度はそれを試してみよう」と行動につながりやすいのです。

■ 自分の「できないこと」を探していた

 改善点がたくさん出てくるのは良いことのように思えるかもしれません。でも、あまり良くない場合もあります。私のこれまでを例に挙げてその理由を説明しましょう。

 私は物心ついた頃から常に、理想的な自分、つまり全てが完璧にできている自分と比較して自分に何が不足しているかを考えていました。つまり、デフォルトの問いは「完璧な自分に対して、不足しているものは何か?  できてないことは何か?」だったのです。

 勉強や運動はまあまあできたので、文章や絵、リズム感、身体の柔軟性、声、人見知りの克服などが学生の頃のテーマでした。身体の柔軟性だなんて今から振り返ると笑っちゃいますね。そんなのなくたって問題ないですよね。

 それらの中にはいまだに「できない」と思っているものもありますが、改善してきたものもあります。「身体、柔らかいですね」と言われるのも、改善努力をしてきたからです。

 このように自分の「できないこと」を探すのは、発奮して改善努力につながる良い部分もあるのですが、その代わりいつまで経っても終わりがありません。

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最終更新:6/20(月) 8:45

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