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取引先とスプラッシュマウンテン!未来を開く接待術

R25 6/21(火) 7:01配信

「接待が苦手…」と感じている人は少なくないだろう。そこで、接待・幹事にまつわる苦手意識を払しょくし、前向きに取り組むための心得について、「クリエイト・レストランツ・ホールディングス」代表取締役社長の岡本晴彦氏に聞いた。

●成功のきっかけは、“接待”だった!

「磯丸水産」や「雛鮨」、「しゃぶ菜」などを傘下に持つ「クリエイト・レストランツ・ホールディングス」を率いる岡本氏。不況下の飲食業界で増収増益を続ける注目人物だ。その成功は、会社員時代に仕切った「ある接待」がきっかけになっているという。

「15年前、当時所属していた三菱商事とオリエンタルランドの合弁事業で、『レインフォレストカフェ』というアメリカのテーマレストランを舞浜に誘致するプロジェクトを仕掛けることになりました。その際、三菱商事とオリエンタルランド、双方の社長が同席する会食をセッティングしました。それまでは自社の社長と直接話すどころか、会ったことすらありませんでしたが、その接待をきっかけに顔を覚えてもらえるようになりました」

ふだんは接点のない会社のトップに認知されることで、仕事が各段にやりやすくなったと岡本氏は振り返る。

「接待後は何かと社長が気にかけてくれるようになりました。『君、(レインフォレスト)カフェの岡本君だよね』と。すると社内における自分のプレゼンスがぐっと上がって、一つひとつの案件を通すときもすごく楽になりましたね。ですから、三菱商事の社内ベンチャーでクリエイト・レストランツを創業する際も、非常にスムーズでした」

●自分が楽しめる“小ネタ”を用意する

幹事を上手にこなしたいだけならハウツー本で学べばいい。だが、そこで何かを得たいなら、機会を逃さんとする貪欲さが必要になるようだ。

「会社員の場合、大抵は上司から接待の幹事を任命されることが多いと思います。そこには会社の利益につなげる目的があって、まずはその趣旨を理解する必要がある。ただ、同時に接待は新しい人間関係を作るチャンスであり、個人的なメリットも多いと思えば、前向きに取り組めるはずです。できれば、相手の印象に残る“小ネタ”を用意しておくといいですね。“自分を売り込む”とかいやらしい気持ちではなく、その瞬間にしか現れない出会いの線を大切にし、その線を確たるものにする。そのための工夫です」

前述の社長同士の接待の際も、岡本氏は様々な仕掛けを講じたという。結果、自身の存在を強烈に印象付けることに成功したのだ。

「せっかくだからディズニーランドの中で会食しましょうと。『club33』という、ディズニーランド内にある会員制のレストランです。会食の前には社長たちを含めた参加者全員でスプラッシュマウンテンに乗り、みんなで一緒に濡れたりもして。接待というより、社長たちを巻き込んで楽しいイベントに参加していただいた感じです。結果的に、楽しい思い出がフックになって僕のことを覚えてもらえた。楽しませる、喜ばせるなんて傲慢な気持ちではありません。自分も含めどうすれば面白いのかを考える。そうすれば、きっとうまくいくのではないでしょうか」

(榎並紀行/やじろべえ)
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:6/21(火) 7:01

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