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EUROでFK弾連発のベイル レアル同僚ロナウドのFKは「本当に参考にしていない」

Football ZONE web 6/21(火) 7:20配信

欧州屈指の名手の評価を手にしたレフティ

 欧州選手権(EURO)で1大会2度の直接FKを決める史上3人目の偉業を達成したウェールズ代表FWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)はレアルの同僚のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのFKについて「本当に参考にしてない」と語っている。米スポーツ専門テレビ局ESPNが報じている。

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 今回のEUROで使用されている試合公式球の特性を生かしたベイルは、従来の壁の上を巻くカーブ型から縦に急激に落下するシンカー型FKにシフトチェンジしたことを明らかにしていた。

「うまく打つとボールがすごく動くんだ。大会公式球はリーガやプレミアリーグのボールと全く違う。うまく打つと、ボールがすごく動くんだ。キーパーには同情するけれど、僕らには良いことだよね」

 こう語ったベイルはスロベニア戦、イングランド戦と強烈なブレ球ショットで直接FKをねじ込んだ。衝撃のゴラッソ連発は以前所属したトットナム、そしてレアルでの自主トレーニングの成果だと話している。

「トットナムにいたときもそうだし、今マドリードにいるときもそうなんだけど、僕はトレーニング後に10分から15分ほどプレースキックの練習をしているんだよね。前から変わらないんだ。それは僕にとってのルーティンだね」

 居残り練習で磨き上げたそのキック精度は目を見張るものがあるが、レアルのプレースキッカーにはロナウドという“聖域”が存在している。無回転FKをトレードマークにしたレアルの同僚からヒントを得ているのかと問われると、ベイルは「いや、いや、本当に(参考にしていない)」と切り出してこう続けた。

「一緒にトレーニングしているけれど、蹴るサイドが違うからね。自分がピッチのどの位置で蹴るかによる。ボールの距離によっても変わる」

来季レアルでのFK順列の変化生まれる!?

 かつて無回転FKの名手としてゴールを量産したロナウドは右利きで、ベイルは左利き。フィールドの半分で持ち場を区切り、ゴールからの距離によって決めている様子だ。

かつて一世を風靡したロナウドのブレ球だが、今大会のEUROではポルトガルの絶対エースとして期待されながらもFKを壁に当て続けている。英メディアに「欧州選手権史上ワーストキッカー」と烙印を押される一方、ベイルは同じブレ球FKでゴールを量産している

「僕は自分の方法で蹴るだけだよ。僕自身のスタイルで蹴るのが好きなんだ」

 FKキッカーとしての優秀さを見せつけることになったベイル。欧州サッカーの祭典で明暗がくっきり分かれる状況で、来季白い巨人のFKキッカーの序列が変わる大きな契機となるのかもしれない。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/21(火) 10:55

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