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EURO参加枠拡大による低レベル化に苦言 御意見番リネカー「新フォーマットがネガティブな影響もたらす」

Football ZONE web 6/21(火) 8:00配信

従来の参加16カ国から24ヶ国に増加

 元イングランド代表FWで解説者のギャリー・リネカー氏が今大会から参加国が16から24ヶ国に増えた欧州選手権(EURO)グループステージで退屈なゲームが増えたと苦言を呈している。

 現地時間20日、フランスのサンテティエンヌで行われたイングランド対スロバキアの一戦はイングランドが27本のシュートを放ちながら、最後までスコアは動かずに今大会4試合目のスコアレスドローに終わった。イングランドは引き分けでもベスト16進出の可能性があったこともあり、ウェールズ戦から主将FWウェイン・ルーニーらスタメン6人を入れ替えたが、決定力を欠く結果となった。

 イングランドと同組のウェールズがロシア戦で3-0と快勝したことについて、「ウェールズはいいプレーをした。素晴らしい奮闘だ」と自身のツイッターで賛辞を送ったリネカー氏。一方、母国イングランドがシュート27本放ちながらもスコアレスドローに終わった後、大会の方式を一刀両断している。

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「5日で4つのニル・ニル(0-0)だ。(参加国が)16から24に増えた新しいフォーマットはとてもネガティブな影響を及ぼしている」

16強新設でグループステージのクオリティー低下

 EUROは今大会から従来の16チームから24チームが本大会に参加した。従来決勝ラウンドは8強スタートだったが、16強ラウンドも新設された。6グループに分かれて戦うグループステージでは各グループの上位2ヶ国に加え、3位チームの成績上位4チームもベスト16に進出することができるようになった。

 より多くのチームが決勝トーナメントに進出する可能性が生まれた。リネカー氏はグループステージにおける試合のクオリティーが低下したことを懸念している。同氏の指摘通り、イングランド対スロバキアの他、現地時間16日のドイツ対ポーランド、18日のポルトガル対オーストリア、19日のスイス対フランスと、ここ5日間で強豪国の4試合がスコアレスドローに終わっている。

 多くの国に門戸を広げたEUROだが、グループステージにおいては試合のクオリティー低下という問題点も浮き彫りになっているようだ。

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

最終更新:6/21(火) 8:00

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